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パーパスを策定する際の注意点

おはようございます、くにたけです。
今回は「パーパスを策定する際に注意点」というテーマでお話ししていこうかなと思います。一応パーパスとかビジョンとかに焦点を当てますが、わりと普遍的な内容になるかなぁと思います、よろしくお願いしますーー!

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では本題です。今日は短めに

最近パーパスが流行ってるように感じます。
パーパスや理念やブランドプロポジションというものは、会社やブランドを動かす際の、また従業員が働く際の全てのよりどころであり、中核概念です。
その重要性については各方面で散々謳われているので、ここでは割愛して、どういう感じで策定したらいいのかに絞ります。

パーパスをつくること自体が自己目的化しないよう、つまり会社やブランドをしっかりドライブしてくれるツールとして機能させるために、時代の流れとともに、こと日本においては発想の転換が必要となります。発想の転換のポイントは2つ

①「I」⇨「WE」
社会にとって、どんな存在になりたいのか。
会社を自分のものと考えるのではなく、社会の中のひとつとして考える。
1000億円稼ぎたい、ではなく、1000億円稼いで社会にどう貢献できるかを考える。

②「WHAT」⇨「WHY」
「なにができるのか」ではなく「なぜその会社やブランドは存在しているのか」
「どんなブランドになりたいか」ではなく「どんな社会にしたいのか」

特に2が物凄い大事です。
人間を突き動かすのはいつだって論理ではなく感情や信念です。
サイモン・シネックによれば、大脳新皮質は言語を操る領域だが、感情や信念、情動や忠誠心といったものを司る大脳辺縁系には言語を操る能力がありません。つまり、WHAT(何ができるか)を論理的にいくら説明してもそこに納得感が生まれない。WHY(なぜそれをやっているのか)が、人を突き動かします。
そしてこれは、心理学ではなく生理学の話。

つまり、言語でいくらWHATを説明して買っていただいても、そこではスペックや文字遊びの勝負になってしまうので、簡単に顧客は離れる。しかしWHYを訴え共感してくれれば、簡単に離れることはないのです。
それぐらいに、人間を突き動かす「感情」とか「信念」「WHY」というものは強力なのだ。

ただ誤解してはならないことは、
「WHAT」が重要でないわけではない
ということ。

Googleはその使いやすさから検索エンジンで圧勝し、アマゾンはワンクリックボタンという圧倒的便利さから多くのユーザーを囲っています。
便利さや使いやすさで獲得したユーザーはいつだって便利や使いやすさでは慣れていきますが、だとしてもここは標準装備としてマストなものです。つまり流れとしては

「WHY」の構想

「WHY」に合致した「WHAT」をつくる

圧倒的「WHAT」を、「WHY」で訴求する


が正しい流れかなと思います。

ということで今回は「パーパスを策定する際に注意点」というテーマでお話しさせていただきました、ではまた!

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