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#02 コロちゃんと私たちの生活

コロちゃん。
「新型コロナウイルス」は、聞き飽きたのでコロちゃんにする。

4月からしばらくの間、仕事がテレワークになった。
6月以降も、テレワークと時差出勤が続く。

コロちゃんの流行によって、私たちの生活は大きく変わった。
悪いこともたくさんあるけど、今まで国が推進していたけど出来ていなかったことが、皮肉なほどにみるみる定着するようにもなった。テレワーク、時差出勤、キャッシュレス、オンライン授業などなど。おもしろい。

おかげで、「人混み」が名物な東京から人が居なくなった。本当は、居なくなった訳じゃなくて、みーんな息を潜めてた。行きたいとこも、やりたいことも、会いたい人も、ぜーんぶ我慢して。

自分も、大切な人や友達にしばらく会えてない。行きたい場所もやりたいこともたくさんあるのになぁ。

そして、この期間で、今までの日常の中の何気ない事が、自分の息抜きだったり、支えだったり、あるいはどうでも良いことだったりするってことに気付いた。
例えば、通勤時間が意外と重要な運動だったり、仕事終わりのウィンドウショッピングが何気に息抜きだったり。逆に、必ず会社に行ったり、直接打ち合わせすることは、別にどうでも良いことだった。電話番や会議室の設営に時間を費やさなくていい、自分の分だけ仕事をすれば良い最高な仕事環境。
それが、テレワーク。って、若手はみんな思ってるよね。

きっとね。

ある意味、いろんな事に気付けるすごく良い期間だったなぁ。
それに、社会の柔軟性も上がって、仕事や生活に自由や選択肢が増えた気がして、ちょっと嬉しかった。

でも、緊急事態宣言が解除されて、東京に人が戻ってきた。
正直、人の多さにびっくりした。こんなに居たっけ?人。
自粛期間とのギャップがすごすぎて、これからもこの町で生きていけるのか、少し自信がなくなった。

PCやスマホが普及して、オンライン環境が整備・浸透されてきた今、
どこにいても、同じような仕事や経験ができるチャンスが増えてきた気がする。
そうだとしたら、いっそ、東京みたいな大都市に居なくたって、自分が住みたいと思えるところに移り住んでも良いんじゃないかなぁ。そうしたいなぁ。

考える時間はいっぱいあるから、今のうちにね。
コロちゃん、ありがとう。でも、きらい。



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