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SDGs-社会保障制度-

みなさんは、この国(日本)の社会保障制度について深く考えたことはありますか?そもそも社会保障費は、主に「年金」「医療」「介護」「子ども・子育て」の4つに分けられています。2020年度の社会保障費の内訳は、年金が48%、医療が32%…と、ダントツで年金の割合が大きいようです。

2020年9月時点で、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は28.7%で、過去最高記録を更新しました。そして、2065年には38.4%まで増えると予測されています。さらに、全就業者に占める65歳以上の高齢者の割合も13.3%と、過去最高を更新してしまいました。ですが、日本では年金をはじめとする、高齢者に対する制度が充実しています。

しかし、子ども・子育てや母子家庭など、子どもに関する制度はどうでしょうか?そして、子育て世代は、しっかりと政治に参加することが出来ているのでしょうか?

まず、子どもがいる家庭に、一定の金額が支給される児童手当制度があります。しかし、子どもを1人を育てるのに十分な金額は支給されなく、世帯収入によって支給金額は変わってくることもあります。

次に、子育て世代の政治参加についてです。子育てで忙しいとなかなか時間に余裕がありません。この世代の選挙への参加率は低いという結果も出ています。

このように、日本には様々な制度がありますが、本当に公平なのか、何をどう改善していくべきか、今一度私たちが考え直すべきことが多くあるようです。今後、少しでも生きやすいと思える社会にするためには、どういう制度があればいいのか、自分なりの考えを持つことも大事だと思うので、この機会にアイディアを出してみてください!

※これらの事は、一見そうは見えないかもしれませんが、SDGsが関わっています。17の目標のうち、8個の目標が関係しており、「3.すべての人に健康と福祉を」、「8.働きがいも経済成長も」、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」が特に深く関わっています。

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