見出し画像

インタビューを受けて自分を振り返る時

5月15日、ウエル・エイジング・ライブで西岡佐余子さんからインタビューをしていただきました。


ライブの案内

(西岡佐余子さんプロフィール)
薬剤師、ヘルスカウンセラー
出身校: 富山医科薬科大学、筑波大学心理学科卒業
いま活相談:薬剤師&ヘルスカウンセラーが贈るあなたへの処方せん
棺おけ薬剤師、心と身体の健康ラボ

〔テーマ〕
「いのちから学び、引き継いできたこと第2弾」

特養ホームの施設長として、今は看取りをサポートする介護経営コンサルタントとして、私は多くの高齢者とその家族に関わってきました。
今日は、自己の振り返りの価値について、私自身の経験を基にお話しします。

自己振り返りの重要性


インタビューを通じて自己を振り返る経験は、自分自身の歴史を理解する貴重な機会です。西岡さんにインタビューされた際の体験から、自己理解と自己受容の重要性に気づかされました。

  1. 自己理解の深化
    インタビューを受ける過程で、西岡さんによって私の過去の経験が振り返られたとき、まるで他人の話のように新鮮でした。このプロセスは自分自身の生き方や選択を客観的に見ることを可能にし、より深い自己理解に繋がります。

  2. 記憶の再評価
    私たちが日常では忘れがちな過去の出来事や感情が、インタビューを通じて再び浮かび上がります。これにより、過去の自分が現在の自分にどのように影響を与えているかを再評価する機会を得ることができます。

  3. 新たな自己像の形成
    インタビューは自己反省のプロセスを促進し、新たな自己像の形成を助けます。自分の人生における意味や目的が明確になり、未来に向けての新たな目標を設定する助けとなります。

高齢者の声を聴くことの重要性


高齢者の方々との対話は、彼らの人生の意味を理解し、尊重することから始まります。インタビューを通じて彼らの人生の物語を引き出し、その過程で彼らが感じることを大切にすることが看取り支援の一環として非常に重要です。

  1. 高齢者の経験の価値
    高齢者一人ひとりが持つ豊かな経験は、私たちが学び、共有すべき貴重な資源です。彼らの話を聴くことで、その経験から得られる教訓や知恵を共有することができます。

  2. 聴くことの癒しの力
    高齢者が自分の話を自由に話せる環境を提供することは、彼らにとって大きな癒しとなります。認知され、価値を感じることは、どんな年齢でも人間の基本的なニーズです。

相互作用による意味の創造


インタビューは単なる情報収集の手段ではなく、話す人と聴く人が互いに影響を与え合う対話の場です。この相互作用が新たな意味や理解を生み出し、高齢者自身の人生に新たな価値をもたらすことがあります。
これから
インタビューを受けることは、ただ過去を振り返るだけでなく、自己の再発見と再定義の機会を提供します。高齢者の声を大切に聴くことで、彼らの生活に深い意味と価値をもたらすことができます。
私たちはこれを通じて、看取りを含む介護の質を高め、より良い支援を目指すべきだとあらためて思いました。

ぜひ、好奇心を持って聴く力を身につけ、受け止める人になっていきましょう!



【ウエル・エイジング・ライブ0515振り返り動画】
YouTube

老いても地域の一員、特養は住まい
特養ホームの変遷
4人部屋からら個室へ、その意味ともたらしたことは?
特養の中にまちを作り、家を作る
まちに特養のような機能を満たせる


【Podcast】振り返る
記憶の再生と意味付け

リフレクションをして、そこに意味づけを行い肯定する



【エイジング・サポート・サイト】

エイジングと Kaigoビジネスを支援

感動を共有するエイジングとkaigo のプラットフォーム

ウエル・エイジング・アカデミーご案内サイト(LP)


エイジングとkaigo のプラットフォーム

ウエル・エイジング・アカデミー_実サイト



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?