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無効、取消し、あなたは違いが分かりますか?

これらの言葉は、ニュースとかでもよく耳にする言葉ではありますが、ちゃんと使い分けている人はそういないと思います。

実際、普段の生活で使い分けなくても問題があるわけではないので、別に使い分ける必要は無いと思います。

しかし、法律の世界では意味合いが大きく異なるので、今回は細かいですがそこに焦点を当てていきたいと思います。

1.無効とは

まず「無効」ですが、これはある法律行為(契約など)が始めから効力がない場合を言います。

例えば、書類で行うべき契約を口頭でやってしまった場合は、その契約自体なかったものにできます。

2.取消しとは

「取消し」は、いったん生じた法律行為を、初めに遡ってなかったことにすることをいいます。

例えば、取消を行うまでは、有効な契約として取り扱いますが、一度取消しを行うと契約が締結された時まで遡って、なかったことにすることを言います。

 
以上が「無効」と「取消し」の違いなのですが、正直日常生活では使い分ける必要はないと思います。

ただ、これを使い分けて話してる人は、法律の勉強してるんだなぁと思います。(多分笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。