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介護職で気を付けるべき採用のポイントとは?

こんにちは!リクサポ運営局です!

介護人材を採用するポイント

では、介護職の採用を成功させるには、具体的にどうしたら良いのでしょうか。

1 採用対象者の範囲を広げる

人手不足の事業所ほど即戦力を欲するものですが、介護業界は需要過多の売り手市場です。

役職や人員によっては、経験者でないと務まらない場合もあるでしょうが、求める条件が高いほど、ターゲットの絶対数は減ります。そのため、少しでも採用対象者を広げる対策が重要です。

未経験者でも活躍している人は多くいるため、経験やスキルにこだわりすぎず、

  • 未経験者

  • 無資格者

  • ブランク

など、採用対象者の範囲を広げましょう。

資格取得支援制度や教育研修制度があることをアピールすれば、未経験者の応募ハードルが下がり、人材確保しやすくなります。

また、時短勤務や独自の休暇制度を導入して働きやすい環境を整えると、優位性をアピールできるとともに、離職率の低下にもつながります。

2 採用基準の認識を統一させる

人事や経営者、現場間で採用基準の認識は統一できていますか?

関係者間の認識が統一されていない場合、「1次面接を通過した候補者が2次面接であっさり落とされてしまう」といった事態が起こりやすいです。
また、面接担当者と現場で認識の統一ができておらず、現場の要求と全く違う人が入ってくるという状況も人材不足の業界ではよくあるトラブルです。
こういった状況が状態化してしまうと、職場全体の離職率が高くなり、いつまでたっても人材が充足しない悪循環が生まれてしまいます。

まずは、採用の目的(リーダー候補・欠員補充など)を明らかにした上で、どういった人材を求めているのかを明確にすることが重要です。

求める人物像が明確になれば、採用基準に落とし込むことができるため、採用候補者の取りこぼしやミスマッチ採用を防止できます。

3 自社の魅力・強みを把握する

数ある求人の中から自社を選んでもらうには、求職者に自社で働くメリットを伝える必要があります。また、入社後のミスマッチを防ぐためにも職場の状況を正確に伝えることは重要です。

こういった理由から、改めて自社の魅力や強みについて把握することは、人材採用のポイントです。

自社の魅力・強みを把握する際は、

  • 業界

  • 会社

  • 商品・サービス

  • 仕事

  • 給与

  • 勤務時間

  • 休日休暇

  • 福利厚生

  • 評価制度

  • 職場の雰囲気

  • 労働環境

の項目ごとに洗い出しましょう。

例えば、
「入浴・はいせつ介助がない」⇒未経験者や身体介助に抵抗のある人も応募しやすい 「タブレットで介護記録を入力できる」⇒業務効率化で労働環境の改善に力を入れている のように、アピールポイントが明確になります。

4 求人原稿を工夫する

求職者が利用することの多い求人サイトや求人検索エンジンには、様々な求人広告が掲載されています。

タイトルや原稿内容を工夫しないと、他社の求人に埋もれてしまうため、訴求の高い原稿の書き方を知っておきましょう。

職種名(タイトル)

職種名は求職者が初めて目にする場所です。

ほとんどの求職者はこの項目で求人原稿を読むかどうかを決めているため、仕事内容やメリットを盛り込むと、閲覧してもらえる可能性が高まります。

例えば、

  • グループホームの介護福祉士 残業は月〇h以下、有給取得率100%!

  • 未経験者歓迎!デイサービスの介護スタッフ 食事・入浴介助なし

など、「何の仕事で、どんなメリットがあるのか」を書くのがポイントです。

原稿内容

求人原稿は、求職者が自分の状況や要望と照らし合わせて、応募を判断するために必要な情報を提供する場所です。

応募者を獲得したいからといって、過度な表現をすると誤解を招きます。ありのままの情報を正確に記載してください。

仕事内容

求職者は、具体的な仕事内容が書かれていない求人を避ける傾向にあります。

仕事内容は求職者がイメージできるよう「食事・入浴・はいせつの介助」「リハビリの介助」「居室の清掃」のように、具体的に書いてください。

このとき、介護施設の種類や入所・通所といった情報についても記載すると、求職者が応募の判断をしやすくなります。

なお、利用者数や介護を行う体制、業務量などの労働環境も合わせて書きましょう。

例)「定員は○名です。日中○名、夜間○名のスタッフで対応します。月〇回程度の夜勤が発生しますが、家庭の事情は考慮できるのでお気軽にご相談ください。」

応募資格

応募資格は、自社がどういう人材を対象にしているのかを知らせる項目です。

ミスマッチや取りこぼしを減らして、応募数を増やすには、必須条件と希望条件を分けて考えましょう。

例えば、求人でよく見かける「未経験者OK!経験者・有資格者は優遇!」の文言は、「未経験でも良いけど、できれば経験者が欲しい」ことが一目で分かります。

未経験の求職者からすると、経験者が応募してきたら採用される可能性が低いため、応募控えされる可能性があります。

そのため、未経験者を対象とする場合は、経験不問であることを記載するだけで十分です。

経験やスキルを要する場合は、「食事・入浴・排泄介助ができる方」「○○の資格をお持ちの方」のように、明確に書きましょう。

ちなみに、性別や年齢の指定は原則できません。「男性歓迎」「女性歓迎」「20代歓迎」のような表現はNGです。

特定の性別や年齢をターゲットとしている場合は、

  • ターゲットと同じ性別・年代の写真を掲載する

  • 20代の若手社員が活躍中

など、同じ属性の求職者が興味を持つような工夫をしましょう。

給与

給与や年収を記載する場合、具体的な金額を明記するのはもちろんのこと、

  • 研修期間中の給与(研修期間中も給与が変わらない場合は、その旨を記載)

  • 賞与(支給回数や支給実績)

  • 手当

などの情報も詳細に記載してください。

また、固定残業代は、基本給と別に記載しないと求職者に誤解を与える可能性があるため、

1. 固定残業代を除いた基本給の額
2. 固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法
3. 固定残業時間を超える時間外労働、休日労働および深夜労働に対して割増賃金を追加で支払う旨

を全て明示するよう、厚生労働省から呼び掛けられています。

休日休暇

休日や休暇に関する情報は、求職者が重視する項目です。

この項目では、

  • 休日システム(週休2日制・完全週休2日制/曜日・シフト制)

  • 休暇の種類

  • 休暇の取得率(有給/産育休は復帰実績も記載)

などを記載しましょう。

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