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怖かった夢|丸太の橋|#青ブラ文学部

幼い頃に見た夢の話です。

毎年、お盆時期に遊びにいく田舎に、大きな川の吊り橋がありました。

今では鉄筋コンクリートになりましたが、昔、その橋には木が使われており、板と板の隙間から下を流れる川が見えてめちゃくちゃコワイ橋でした。川までの高さは相当なもので、何メートルあるかな… ん〜落ちたら間違いなく即死レベルです。

ある夜、その田舎の橋の夢を見ました。

吊り橋ではなく、なぜか丸太一本だけの橋でした。

白いシンプルなドレスを着て長い髪を腰まで垂らしている見知らぬ女性が、その丸太の橋を渡り始めました。

その女性を追うように、私もその丸太の橋を渡り始めたのですが、下はゴーゴー川が流れ、目が眩みました。

女の人はすぅーと渡っていく。
私は足元しか見れず、とにかく丸太から落ちないように必死に歩きました。

あぁやっと向こう岸…と顔を上げると、橋の向こう端はコンクリートの壁が立ちはだかり、行き止まりでした。

丸太と同じ高さに、少し飛び出した縁があり、その女性は壁に背中をピッタリつけて、その壁に沿って横歩きをしています。

追いつかなくては…

私も丸太の橋から、コンクリートの壁側の飛び出した縁へ足を移しました。

え!?足のサイズくらいの幅しかない!

縁の幅は20センチくらい。

こわい…

でも追いかけなくては…

右の先を見ると、女性はかなり向こうまで歩いていってしまっていました。

壁から背中が離れてしまいそう…

足元だけのつもりが、思わず下の川を見てしまった。

あぁ… もうダメだ…

くらっと目が眩んだその時…

目が覚めました。

とりとめのない話で申し訳ありません。

これまでの人生で一番怖かった、そして見知らぬ女性を追いかけるという、全く意味がわからない夢であり、その恐怖が今も忘れられません。

青ブラ文学部のお題『橋』を見て、真っ先にこの夢を思い出しましたので、思い出?として記事にさせていただきました。

丸太の橋はうまくAIで作れず、女性はこんな感じだった…と思い出しながらAIに描いてもらいました。

山根あきらさん
いつもありがとうございます。

#青ブラ文学部
#橋
#山根あきらさん

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