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新卒で入った企業をすぐ辞めた話-後編

↑の続き。

退職願か退職届か議論ってありますよね。私は届で出しました。
ちなみに2社目は社長に直接口頭でした。

要領よくいこうと決めた後

仕事が楽になりました。
週3日お客さんのところへ行き、話を聞き、製品を提案してほどほどに営業する。
残りの2日は会社から離れた駅のカフェや駅前のマクドナルド、ショッピングモールでKindleで本を読む。
当時読んでたのはこれ↓↓

仕事が楽しくない人はぜひ読んでみてください。

要は要領よくというより、積極的にサボっていただけ。
楽と楽しいって、同じ字なのに捉え方が違うの不思議だなぁなんて、楽にはなったけど楽しくはなかった。

"やりがい"みたいなものが欠如した毎日をただ過ぎしていただけ。

転職を考える

このままで良いのかな、とぼんやり考えるようになった。
ただ毎日を消費するだけの日々に意味を見出だせず、入社して1年も経たずに転職を意識するようになりました。

当時、隣の部署の先輩が転職をして人材紹介のベンチャーに入ったこともあり話を聞いてみることに。
今は自由にやれて楽しい。その一言を聞いただけで心は揺れますよね。
隣の芝が輝いて見えていた瞬間でした。

ただ、自分が居た会社は今思えばとてもホワイトな企業でした。
年間休日は130日を超え、ボーナスは5.5ヶ月以上、私は1年で残業時間が20時間という奇跡のような企業であったなぁと、この後2社経験する今だからこそ思うのでした。

思い立ったらすぐ行動

年明けすぐに、その先輩のアドバイスのもと幾つか企業の選考に行き、面接を実施しました。
意外や意外、社会人歴のろくにない私でも通る企業が10社中4社はあったのでした。(今でこそ、1年足らずで辞める人が珍しくないですが。。。)

しかし、面接とは厳しいもので、受けた順に3連敗。
他責思考が強い、協調性がなさそう、将来設計が甘い、etc...
フィードバックを真摯に受け止め、言い方や捉え方を変え、将来設計を考え、自分を棚卸しして2社最終までこぎつけることが出来ました。

就活ですら、こんなに通過しなかったぞと落ち込むばかり。
書類や面接って本当にやり方次第で受かるんです!
学生時代にボランティアやサークル長なんかしなくても良いんですよ!
大学のキャリアセンターのアドバイスなんて聞かずにプロに頼むべきであったとショックを受けたのを覚えています。

内定受諾

内定が出た企業は最終的に3社でした。
・Webマーケティング支援の企業
・介護系メガベンチャー(今やブラックで有名なところ)
・人材ベンチャー

最終的に私は人材ベンチャーにて営業として転職することを決意して内定受諾しました。

なぜ人材にしたかというと色々な企業と話すことができると思ったのと、人を採用する企業は永く続くと思い、そのような永く続く企業の支援を採用といった面から支えたいというのがキレイな理由です。

キレイな理由ということは汚い理由もあるのか、と聞かれると「記憶にございません!」と中井貴一さんばりに言うしかないですね。

ただ1つ言いたいことは転職する方は必ず条件通知を見ることです。
年収や休日、残業代、福利厚生、その他。
転職はすべての条件が良くなるわけではありません。トレードオフというわけでもありませんが、貴方が転職してでも叶えたい条件ってなんですか?という軸は明確にしたほうが良いです。
やりがいー年収ー福利厚生など何かを天秤にかけ、前職と比較しないといけないため、条件通知や疑問点は必ず解消しておいたほうが良い。

ちなみに私は良好な人間関係を得て、その他消え去りました。
青眼の白龍でも生贄3体なんだけどなぁ。。。犠牲がでかい。

"まとめ"転職して良かったのかどうか

結果論でしかないですが、私は転職して良かったと思います。

理由は3点です。
・人間関係が良かった。
会社に行きたくないと思ったことが少ししかありませんでした。年功序列って本当に癌だと思います。

・視座が上がった。
幸いにも営業からマーケティング、マネジメントまで若くして経験させてもらえたのは大きいです。

・自分の市場価値を知ることが出来た。
人材業界/転職業界にいることで自分の市場価値を相対的に知ることが出来た。
→これが一番大きい!

将来的に転職や起業を考えているのであれば人材業界はオススメです。
どうすれば目当ての企業にいけるか、どういう人が受かるか、どういう人材が良い人材と言えるのか、が分かります。
また他業界理解も深まります(キャリアアドバイザーは求人を求職者に説明しないといけないため否が応でも色々な業界に詳しくなれます)

これだけ見ると凄い成長志向のある人間の転職ストーリーに見えますが、私は【内向的】【怠惰】【自己肯定感が低い】人間です。
仕事とプライベートはきっちり分け、休日はゲームしかしてないです。

光あるところに影ができ、キレイな話には必ず裏があるわけです。

私のやらかしや、どういう思考で今に至るのかなどは書いていき、自分でも振り返りたいなと思います。

人生それなりにしておけばなんとかなる。気がする。


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