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離婚後共同親権という幻の理想郷

共同親権・・・。
育児に積極的な父親には非常に魅力的に写ります。

実際にさまざまな国で採用されており、共同親権の有益性や制度の運用についてもノウハウが溜まっている状態です。
これからの日本も、これらの制度をそのまま採用しつつ、日本にそぐわない部分はマイナーチェンジをしていくことで早々に導入可能だと思っています。

ただ…、離婚に関わる司法の現場の方々は反対意見が多いのでしょうか。
先日の離婚調停で共同養育が子どもにとって有益であることを述べ、それを実現したいことを話しました。結果は…
「そんなばかなことを言うのは止めなさい。」
「ここはそういうことを話し合う場ではないんだ」
と諭されました。
※「子どもの利益を話す場ではないのか?」ということには無反応。

私は妻よりも家のこと、子どものことに関わってきました。
離婚話が出てからというもの、妻が子どもに関わるようになりましたが、それでもこれまでの実績は私の方がはるかに上だと思っています。

一方で、子どもにはパパもママも両方必要だと思っています。
月に1回なんてありえないし、週に1回だって少なすぎる。原則子どもが自由に行き来できるようにすべきであり、そのための環境を整えるために話し合いをしたいと思っています。

にも関わらず、調停では面会交流の日数、養育費の金額、財産分与の金額、こんなことばかりです。

法的に離婚に必要な事項以外話し合う場はないのでしょうか。
子どもと自由に会いたければ配偶者と争うしかないのでしょうか。
共同親権・共同養育という理想郷は幻なのでしょうか。

現在法務省が、離婚に関するパブリックコメントを募集していますね。
私のケースには間に合わないのかもしれませんが、こんなくだらない親権制度を変えるためにも私は監護者指定の廃止を意見として出そうと思っています。

私の弁護士も「共同親権はこの先10年はかわらないのでは」と言っていました。
味方だと思っている専門家からの直球は辛い。


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