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④子宮頸がんワクチンは10万人に7人のがんしか防がない?

茨城県つくば市議会で小森谷さやか市議が「子宮頸がんワクチン推進派の急先鋒の人物が、わりと有名な『ネイチャー』という科学雑誌の賞をとり、彼女が本を出版したこともあるのか、つくば市における子宮頸がんワクチンの接種率が実際に増えたから」との理由で、子宮頸がんワクチンに関する質疑を行ったのを受け、いま私のnoteでもそれに対する回答を順番に書いていっている最中ですが、10月18日には、れいわ新撰組代表の山本太郎議員が「大切なお友達のお孫さんが被害者だ」という一般の人らしき方の質疑に答える形で、子宮頸がんワクチン不要論をとなえる街頭演説を行いました。

演説の映像を拝見したところ、「子宮頸がんワクチンに関する最新の情報はアップデートしていない」と何度も断ったうえで、以前秘書をしていたというはたともこさんからもらったという古い資料をもとに、同ワクチンに関する誤った解釈をしており、かつ、小森谷さんとほぼ同じ内容のことを言っていることが分かりました。

そこで、これまで「小森谷市議への回答」としていたシリーズ記事のタイトルを今回から「子宮頸がんワクチンは不要だという政治家の皆さんへの回答」と改め、小森谷議員の質疑の順に引き続きお答えしていきたいと思っています。

これまでの質疑と回答はこちら

小森谷市議への回答①子宮頸がんワクチンによる深刻な副反応は相次いで報告されている?

小森谷市議への回答②子宮頸がんワクチンのがん予防効果は証明されていない?

小森谷市議への回答③HPVはほとんどが自然消滅し、がんになっても自然治癒する?

第4回目となる今日の質疑はこちらです。

Q:子宮頸がんワクチンは(子宮頸がんの原因となる)HPVの16・18型の感染しか防げない。16・18型のHPVは一般女性の0.7%からしか検出されず、HPV感染から前がん症状に移行する割合が10%、さらにそこからがんに進行する割合が10%であることを考えると、子宮頸がんワクチンは0.007%、つまり10万人に7人にしか有効ではない。厚労省のパンフレットには「50-70%の子宮頸がんを防げる」とあるが、巧妙な言いかえだ。

A:

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④子宮頸がんワクチンは10万人に7人のがんしか防がない?

村中璃子 Riko Muranaka

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