見出し画像

2歳男児があっという間にひらがなを読めるようになった方法

自己紹介

こんにちは。
須村 りこです。

今日は2歳男児のわが子がひらがなを読めるようになった方法を書いていこうと思います。


早期教育を推奨しているわけではない

「2歳」をやたら強調していますが、
私は早期教育を推奨するつもりはありません。
考え方はそれぞれなので悪いことだとは思いませんが。

記事のタイトルに「あっという間」と入っていることからも分かるように、
特に私は息子にひらがなを覚えるよう働きかけていません。
ほとんど放置プレーで勝手に覚えていきました。

早期教育を推奨するわけではないけれども、
早く学ぶことが出来ないわけではないし、
早く学ぶことが悪いわけではないと考えています。

ただ、子どもが学ぶタイミングに重要な要素が一つあります。

じゃあ、いつから勉強させるのがいいの?

子どもが学ぶタイミングに重要な要素、それは
「子ども自身が学びたがっているかどうか」です。

私はこれを最も大事にしています。
特に学校が始まる前の未就学の段階で、

①子どもが何に興味を持っているか、何を学びたがっているかアンテナを立て、
②子どもの興味が失われる前に環境を整え、
③口を出さずに見守る

この3つのポイントをおさえて親が行動することで、
勉強を勉強と思わずに、
子どもたち自身でどんどん吸収していけると信じています。


息子のひらがな学習遍歴

それでは本題。
息子がどうやってひらがなをあっという間に覚えたのか、
前章の①②③にのっとって説明していきます。


①子どもが何に興味を持っているか、何を学びたがっているかアンテナを立てる

私が最初にビビッと来たのは、息子が日常生活で目に入った「あ」を指摘するようになったことです。

パソコンの右下にひらがな入力を示す「あ」という文字出ていますよね?
あれを覚えたらしく、私のパソコンを覗き込んでは
「お父さんのパソコンにも書いてあった!」
と言っていました。

「これは”あ”って書いてあるんだよ」と教えると、
その後も絵本やチラシ、スーパーの掲示物などから「あ」を見つけては報告してくるようになったのです。

この出来事から私は「息子はひらがなに興味を持ち始めている!!」と察し、
次なるステップに進むことにしました。


②子どもの興味が失われる前に環境を整える

息子は「あ」を覚えて喜んでいましたが、
もっと他の字を覚えたら大好きな絵本を自分で読めるかもしれない。
他にも字があることを知ってもらい、
それに興味を持ってもらうにはどうしたらよいだろう…

私は考えた結果、『オリジナルあいうえお表』を作ることに決めました。

息子は車が大好き。
意味も文字も理解せぬまま、
「フォークリフト」
「ホイールローダー」
「無人放水車」
と難しい車の名前をどんどん覚えている最中でした。

その車の知識を利用して、
あいうえお表の各文字の下には、その文字から始まるトミカの写真を配置。

「あ」は「あるふぁ」(祖父が乗っていたTOYOTAのプリウスαのこと)など、
正式名称よりも息子も知識を優先し50個の車を選びました。

完成したあいうえお表がこちら▼

※個人利用目的で作ったので画像はタカラトミーのサイトからダウンロードさせていただいており、今回はぼかしをかけています。


これをリビングの壁に貼って、ひらがなを学ぶ環境を整えました。


③口を出さずに見守る

大人にとって、
特にこの記事を見つけて読んでくださるような教育に関心のある保護者にとって、
これが一番難しいところなのではないかと思います。

まあまあ時間をかけてこだわって作りました。
自宅でA3の印刷ができなかったので、USBに入れてコンビニに行って印刷し、
大事に持って帰ってきてやっとの思いで貼りました。

しかし、車の写真を見て一瞬は喜んだものの、
貼ってしばらくはほとんど見ていなかったのではないかと思います。

「せっかく作ったのに!」
「これ見ながら一緒に勉強しようよ!」

と口から出かかるのをこらえ、必死に耐えました。

耐えること3ヶ月…
あいうえお表を指さして車の名前を言うようになりました。
向こうから声を掛けてきた時だけ、
「この文字は二階建てバスの”に”だよ」
「はやぶさの”は”だよ」という風に声を掛けるようにしました。
(車の名前をもともと言えるので、説明するのも簡単でした。)

最初は頭文字という概念が難しかったようですが、
繰り返し説明しているうちに理解してきたようで、
「あるふぁの”あ”」
「かんこうバスの”か”」
と自分で言えるようになりました。

そこからは早かったです。
5文字、10文字と知っている文字が増えていき、
文字を見れば車の名前を言うことができるようになりました。
まだ「あ」を見ると「あるふぁ」と言うので、
スラスラ絵本を読むようなレベルには至っていませんが、
現段階では十分だと思っています!!

最近では、少しずつ「車の名前」から「文字の名前」に移行してきているので、
本の一部を読んだり、目に入った文字を読んだりすることもあります。


結果

あいうえお表を貼ってから半年ほどで、勝手に字を覚えました。

覚える過程で私がやったこととしては、
あいうえお表について話を振られた時に文字の読み方や頭文字の意味を教えただけです。

スラスラ読めるようになったり、
自由に字を書けるようになるまでには、
まだまだ道のりは長いですが、

学校に入る前に焦って教え込むよりも、
勉強を勉強と思わないうちに教えられてお得だな、と思いました。
何と言っても親が楽ですしね。

とは言いつつも、
何度も言っているように、私は早期教育を推奨しているわけではないし、
ひらがなの学習をすすめているわけでもありません。


一番大事なこと

一番大事なことは、
子どもの興味と子どものタイミングに合わせること。

うちの息子は2歳のタイミングでたまたまひらがなに興味を持ちましたが、
数字や計算に興味を持つ子、
動物に興味を持つ子、
もっと大きくなってから文字に興味を持つ子、
もっと早くに文字に興味を持つ子、
様々いると思います。

子ども一人ひとりに
違った興味関心とタイミングがあると思います。

それを察して環境を整え、口出ししせずに
楽しく自然に学習していくのを見守ってあげましょう。

ブログ①:https://korisumura-library.amebaownd.com/pages/5314024/blog
ブログ②:https://korisumura.com/
twitter:https://twitter.com/risukorisu375 
お問い合わせ:https://onl.bz/ZnYHSe9


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?