東大OEGs×トヨタ・モビリティ基金Good Life on Earth3期生に!#研究者になりたい
Rise Global Winnerに引き続き、ご報告です!
きっかけ
最初に知ったのは、中学2年生の時に参加したWWFという環境保護団体のイベントがきっかけです。当時私が行っていたユリフードというNGOの最初のイベントを直近で開催する予定だったので、運営の方にお願いをして、参加者の前で紹介させてもらえることになりました。その時に、声をかけてくださったのがGLEアカンパニストの一人であった方です。年齢的にまだ応募はできなかったものも、これで何かしたい!という夢の一つになりました。
その後、バイオ系の研究を進めていくうちに、さまざまな方にこのプログラムを紹介していただいたので、何かご縁があるのかなと思い、やはり「好きなことで地球を救う」というビジョンがピッタリ合っていたので、高校生になった今年、応募しました。
プログラム概要
高校生が研究をできる機会として、私が今まで参加してきたのは
・The New York Academy of Science Junior Academy(中三)
・グローバルサイエンスキャンパス(高一)
・ADvance Lab(高一)←これはコミュニティに近い
ですが、GLEは最も少数精鋭で、最も丁寧に科学的な思考を教えてくださるプログラムだと感じています。
キックオフに参加して
同期の6人と初めて出会い(知り合いも何人かいましたが笑)、世界最先端の先生方との交流、他者から学び自分を学び直す時間。
ずっと考え続けながら、それでも、HOMEと感じられるコミュニティでした。
私のメンターの先生方は本当にユニークで素敵な方々なので紹介させてください!
栄養科学者の高橋先生は、なんと母校の先輩!テニスのプロを目指していた高校時代だったそう。今の食糧生産でも、100億人の人間は健康に生存できるという話はとても心に刺さりました。
きのこの専門家でいらっしゃる五十嵐先生は、ビリヤードの達人で、夜遅くまでビリヤード講習会を開いてくださりました笑イメージボールをおくことで、私も少し上達したのかなと思うので、また練習しようと思います!
人工バクテリアの第一人者である田端先生は、いつも面白いシャツを着られているので、遠くからでもすぐにわかります。夜ご飯を食べながら、世界中の美食について聞くと、たくさん語ってくださいました。
何が言いたいかというと、私がイメージしていた、ずっと研究室にこもって、ちょっと近づきにくい「研究者」とは全然違ったのです。それも、世界でもトップレベルの教授たちが。ワクワクで突き進んでいいんだよって伝えてくれるのが、本当に嬉しい驚きでした。
私は研究テーマに悩みました。
というより、今でも悩んでいます。
「好きってなんだろう」と。
夏休みを経て、応募した時に目指していた「社会課題の解決」という方向性では、行き詰まりが出ることに気がつき、それだけでは研究は続かないということを感じさせられています。
それでも、いつでも相談ができる環境があることは、本当にありがたいことだと感謝の気持ちでいっぱいです。
思えば私は、自分の「一貫した夢中になれる何か」がなかったからこそ、いろいろな難しい挑戦を乗り越えることによって、それを探そうとしていた気がします。いつしか、ストーリーを作って認められることに慣れて、今の自分の強い希望というよりは将来のために取り組んでしまっていたのでしょう。実際その意識で参加したものも、とても楽しく、学びにはなったものの、もしもっと主体的に目的を持っていたらと思わずにはいられません。
「研究は辛いことの方が多い、というかほとんど辛い時間だ」
と先生方は言います。それでも、自分の夢中になれる何かをきっかけに、まだ誰も見ぬ新しい世界を切り拓く。そんな、研究者という存在に、私もなりないと思います。
これから、よろしくお願いします!
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