アジャイルマーケティングは誰のどんな課題を解決するのか
こんにちは、栗花堂(RIKKADO)のくりっきーです。
みなさんアジャイルマーケティングという手法を聞いたことはありますでしょうか。
「アジャイル」とは日本語で「素早い」という意味です。リアルタイムにデータを取得できる時代になり、ユーザーの行動・趣味趣向の変化を素早く察知し、マーケティング戦略を柔軟に改善していくことが求められるようになりました。
アジャイルマーケティング自体は決して新しい概念ではなく、2012年に「アジャイルマーケティング マニフェスト」で宣言されました。
しかし、日本企業での代表的な事例はあまり語られておらず、実践への落とし込みはまだまだこれからなのではと感じています。
そこで今回は「アジャイルマーケティングを実践に落とし込む上での方法論」と「アジャイルマーケティングは誰のどんな課題を解決するのか」について考えてみました。
1. アジャイルマーケティングとは
2021年2月、マーケティングの神様「フィリップ・コトラー」が「マーケティング5.0」を発表しました。マーケティング5.0の5つの構成要素の1つに「アジャイルマーケティング」が含まれており、近年注目を浴びています。
アジャイルマーケティングの「アジャイル」ですが、「アジャイル開発」というプロダクト開発手法から来ています。
そして、アジャイル開発と対になる開発手法がウォーターフォール開発です。アジャイルでは小さいサイクルを素早く繰り返すため、ウォーターフォールよりも時代の変化や仕様変更に柔軟に対応できます。
私はKDDIでウォーターフォール開発のPMを4年、アジャイル開発のPOを4年経験しました。両方経験してみて一番実感した違いは、仕様変更へ柔軟に対応できるかどうかです。
ウォーターフォールでは設計→実装→テスト→リリースと順番に進み、基本的には前のステップに戻りません。そのため、設計からやり直すことが推奨されておらず、仕様変更に柔軟に対応するのが難しい開発手法となっています。
アジャイルでは設計→実装→テスト→リリースの一連のサイクルを細かく繰り返します。次のサイクルでまた設計から始まるので、仕様変更により柔軟に対応しやすいです。
そして特性上、アジャイルはマーケティングとも相性がいいです。というよりは、マーケティング担当者からすると、「そもそもマーケティングはアジャイルでは、、、?」と感じる方が多いかもしれません。
大事なのは、ビジネスサイドとプロダクトサイドが、どちらもアジャイルな体制を構築することです。
ビジネスサイドからは顧客のフィードバックを素早くプロダクトサイドへ伝え、プロダクトサイドはフィードバックを反映した結果を素早くビジネスサイドへデリバリーし、時代の変化に柔軟に対応することが重要です。
2. アジャイルマーケティングを実践に落とし込む上での方法論
一言でマーケティングといってもその範囲は膨大です。デジタルマーケティングだけでもスキルマップでいうとこれくらいの広範囲に及びます。
ここではいったんスコープを絞り、代表的なメディアチャネルの一つであるオウンドメディアに焦点を当てて考えてみようと思います。
オウンドメディアをアジャイルに運営する上での課題はなんでしょうか。
例えば、自社HP(ホームページ)やプロダクト専用のWebサイトを用意する場合、サイトの開発費用、運用費用などがかかります。
またWebサイトの開発を自社で内製化することはほとんどなく、基本的には外注することになる思います。そうすると、外部とのコミュニケーションコストが発生します。
仮にユーザーの行動をリアルタイムに捉えたとしても、改善に時間とコストがかかっていてはアジャイルマーケティングは実現しません。
そこで登場するのがnoteです!
※私はnoteの回し者ではありません 笑
noteは初期費用0円で始められますし、1人で無理なく更新できる作りになっています。
いきなりアジャイルマーケティング部隊を立ち上げるのは非常にハードルが高いものの、まずはオウンドメディアの立ち上げとしてnoteを活用すれば、担当者1人もしくは他の業務を兼任しながらでも始められます。
そして顧客からのフィードバックを見ながらアジャイルにマーケティング戦略を改善していき、徐々にアジャイルマーケティングの適用範囲を広げていくのが現時点でのベストプラクティスだと考えています。
3. アジャイルマーケティングは誰のどんな課題を解決するのか
最後に、アジャイルマーケティングは誰のどんな課題を解決するのでしょうか。
前章で触れた通り、ことオウンドメディアに関しては、PV数やCV数などで読者の反応を確認しながら、データを基に素早く記事の内容を改善し続ける必要があります。
一方で、その改善コストをなるべく下げておかないと、アジャイルな体制でのマーケティング活動は実現できません。
つまり、アジャイルマーケティングは以下ような方々の課題を解決することができます。
マーケティングを始めたいがリソースが足りない
オウンドメディア担当を兼務しているが他業務で忙しく更新できていない
オウンドメディアを外注しているが外注費と調整コストが大きい
アジャイルマーケティング活用の最初の一歩として、noteを活用したオウンドメディアの立ち上げから小さく始めるのがいいでしょう。
※もう一度言いますが決してnoteの回し者ではありません(笑)
※noteを書くのが楽しくマーケティング活用したい思いが溢れています(笑)
4. 最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ここまで読んだ方は既にnoteを活用したアジャイルマーケティングの一歩目を踏み出したくなっていませんか?
私は世界初のnoteを活用したB2Bアジャイルマーケティングの成功事例を作るべく挑戦中です!
栗花堂(RIKKADO)と、りっかりっか!
自社に合った最適なアジャイルマーケティングを見つけましょう!
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