運が悪いからって悲劇のヒロインになっても意味がない
このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。
備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。
今回は、私との個人面談のお願いをさせていただいた件から触れています。
本文は以下より。
個人面談の日程調整、ありがとうございます。当日はよろしくお願いします。
お願いをしてみて感じたことがあったので共有です。
私自身が「期限」を設定することが苦手なこと。(ごめん!)
これはいつも反省をしていて、なかなか直らないところなので、気がついたら、いつまでよ?と聞いてもらえると嬉しいです。
もう一つは、期限を設定すると人は動くんだということ。バカにしているわけではありませんが、木曜日までにお願いします。と伝えた瞬間に、スケジュールが全て埋まりました。忘れていた方もいるのかもしれませんが、期限を設定しただけでこれほど変わるのかということを実感しました。
最後に。
ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、正直言って、スケジュールの調整をお願いして、翌日以降になるとは思ってもいませんでした。
(もしかして、他の人の入れ方を気にしていましたか?そんな気遣いがあるとしたら無駄なのでやめましょう)
これは私の経験としてお伝えしますが、こんなタスクは、30秒で終わらせた方が良いです。タスク管理に入れるだけ無駄ですし、雑談している暇があるなら終わらせた方が良いと思います。みなさん日々、忙しいことは重々承知していますが、こんなこともすぐに終わらせられないくらい忙しいですか?こんなタスクを持ち越すから仕事が余計に忙しくなるんだと思います。
自分でボールを持たないこと。これは社内も社外も同じです。自分でボールを持つこと(タスク管理がきれいに埋まること、スケジュールがびっちり埋まること)に満足する人が一定率いますが、私の経験上そういう人に仕事ができる人はあまりいません。仕事ができる風には見えますが。勘違いしないで欲しいのは、本当に抱えるべきものとそうではないものの線引きをしっかりしているということです。
仕事のできる人が「即レス」と言われる理由は、単に自分でボールを持っておきたくない。ただそれだけだと思います。
さて、本日は「運が悪いからって悲劇のヒロインになっても意味がない」です
あなたは、運が良いと思いますか?悪いと思いますか?
オカルトの話をしたい訳ではないのですが、運は自分で引き寄せられるんじゃないかな。という話です。
先に言っておくと、世の中には「運」に関する本が出ているようですが、読んだことはありません。
それでも、運を大事にしています。宝くじが当たる当たらないの話しではありませんが、宝くじが1億円当選するよりも、生涯収入が1億円増える方が良いよね。みたいな話に近いかもしれません。※1億円増える保証はありません。
なにかラッキーなことが起こった時に、日頃の行いが良いからみたいな発想になる人もいますが、まさにその通りだと思います。
要するに、運が良い悪いということではなくて、すべては自分で引き寄せているんです。
あなたが一日、一日、何年も何十年も過ごしてきた軌跡が、結果に出ているだけなんです。
運が悪いからといって、悲劇のヒロインになっていても無駄です。
そもそも、運が悪くなっているのには理由があることが多いからです。
試験勉強を積み重ねれば、合格するかどうかは別にしても、点数は取れるようになりますよね。本当にそれと同じです。
では、どうしたらいいのか?
・今すぐに、他人のせいにするのをやめること
・他人のせいなことだとしても、そこに不安や怒りを覚えないこと
・根拠のない大丈夫
【今すぐに、他人のせいにするのをやめること】
世の中、他人のせいにしている人が驚くほど多いです。これをしている人は、他人への批判も多いですね。ただ、その他人への批判は、誰にぶつけていますか?また別の他人ですよね?その影響を考えたことはありますか?
ここです。
運が悪い(私はそうは思わないけど、本人たちは運が悪いと思っている)人の共通点。
自分が他者に与えている影響を考えられないのです。
何度も言いますが、ここです。
自分の人生の主人公は自分です。まったく否定しません。自由に生きたらいいと思います。
でも、人は人と支え合いながら生きているのも事実です。
このバランスがわからない人が多過ぎる。
私が口にする、自責と他責の本質はここです。
なにか嫌なこと、納得がいかないことが起こった時に、他責にする人ばっかりなんです。世の中。
他責にしている人からの話を聞く側の人が、どんな感情を抱くかわかりますか?そこまで考えて話をしている人がどれだけいるでしょうか。
私にはわかりません。
慰めてくれる人もいるでしょう。同じように不満や怒りを覚える人もいるでしょう。もしかしたら逆に諭してくれる人もいるかもしれません。
まったくわかりませんが、一つだけ言えるとすれば、
誰かの批判をしているということは「この人は、私のこともどこかで批判しているのだろうな」という印象を持たれてしまうということです。
【他人のせいなことだとしても、そこに不安や怒りを覚えないこと】
一方で、他人のせいで嫌なこともたくさんあるでしょう。
そういう時は、信頼できる人に相談しましょう。場合によっては無視しましょう。どうしても嫌なら離れましょう。
本当に他人のせいで嫌な思いをしているのならば時には逃げることも必要です。無理にその場に留まって不満ばかりが募っても、自分にとっても良くないのはもちろんのこと、その不満が他者を巻き込む可能性があるので、お互いに離れた方が得策です。
【根拠のない大丈夫】
「根拠のない大丈夫」は、ベクトルがちょっと違うかもしれませんが、「無理・難しいを発したらフタをしてしまうよ」の逆ですね。
私は、25歳くらい(社会人5年目)の時に、残金500円で給料日まで残り一週間みたいな生活をしていました。100円マックを20分悩んでやめたのは苦い思い出です。
周りにもたくさん迷惑を掛けましたが、その時に少しだけメンタルを鍛えられたと思います。
人間、ダメな時に、ダメだダメだダメだと思っていると、本当にダメな方向に向かっていきます。表情やオーラに出ます。でも、大丈夫、大丈夫、大丈夫と思っていると、本当に大丈夫な方向に向かうんです。
これはただのオカルトと思われるかもしれませんが、悲壮感漂っている人に仕事を依頼しようと思いませんよね。苦しくても、大丈夫と言っているとチャンスは巡ってくるんです。実体験としては、本当です。
みなさんもうお分かりの通り、過去と他人は絶対に変わりません。
これまでの人生の軌跡は変えられないし、自分の周りの人間を変えるなんて絶対にできないんです。
だとすれば、今すぐに、1秒でも早く自分を変える努力をするしかないんです。
人は、悲劇のヒロインになることで、自分を慰めます。
無駄です。
もちろん愚痴も含めて本音が話せる人は必要です。同僚や友達、家族、パートナーかもしれませんが、愚痴は吐いても、吐いたら片付けましょう。吐きっぱなしはダメ。吐いてすっきりしたら、「さて、これからどうする?」をセットにしましょう。
その方が、かっこよくない?
私の拙い文章よりもこちらの方がわかりやすいかな?
今週もよろしくお願いします。
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