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踊る勘九郎を双眼鏡で見ると、写楽の浮世絵が動いているように見える!! でも3階バルコニー席は崖っぷちのようで怖かった…わし流 芸術の春2024⑱「歌舞伎町歌舞伎」シアターミラノ座…〝酒呑童子を斬った刀〟をこの目で見る…⑲東京国立博物館常設展

かつてちょくちょく映画を見に行っていたミラノ座のあとにできた歌舞伎町タワー。
その中にあるシアターミラノ座で、初の歌舞伎公演。
が、ビルの前には地味な幟が数本あるだけで、歌舞伎公演にしては正直、物足りませんね。歌舞伎やってることに気が付いているのは見に来た人だけなんじゃないかなぁ。あれだけ街にあふれている外国人もほとんどいないようだったし。

あ館内も歌舞伎公演専用というわけではないからか、「中村屋!」なんていう大向こうの声もかかりませんでした。
また、花道がないため、いわば「場外乱闘」「乱入」といった風景。が、これはこれで観客との距離が近くてよかったと思います。

そしてワシの3階バルコニー席というのは物凄い急角度で、高所恐怖症のワシは終焉までずっと〝崖〟と反対側の腕を椅子の手すりにしがみつけたままでした。

…というのは大げさでした。ときどき双眼鏡で見るときは両手使ってたもんんね。
で、急角度であるので舞台との距離は近く、肉眼で見てもいいのですがどアップで見ると、特に勘九郎の「流星」のときはまるで写楽の浮世絵が動いているように表情豊かでした。立派になったなぁ。


勘太郎。長三郎という2人も息子さんも、すでになかなかの役者ぶり。
歌舞伎役者は次々に後継者が育っていくから凄いよね~。


⑲「童子切安綱」東京国立博物館

〝酒呑童子を斬った〟という伝説の名刀を鑑賞。
この展示があると「旅行読売」に載っていたのですが、刀の特別展なのかと勝手に思っていたら、常設展でした。もっとも、年に何回か変えているのだとは思いますが。

こちらはシアターミラノ座と違って、お客の半分以上が外国人。刀だけでなく土偶やら絵画やらあるわけですが、みんな日本の美術に興味深々なんですね。

刀の見方なんて知らないワシですが、「こう持ったとすると…」と、ちょっとだけ〝エア酒呑童子斬り〟? をしてみました。

何度も行ってるトーハク、でも実は常設展は今回が初めて


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