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まだまだ黄葉、12月の古都・鎌倉で「2人の巨匠の人生は面白かったんだろうな」とうらやましく思う…わし流 芸術の冬2022年末③「映画をデザインする 小津安二郎と市川崑の美学」鎌倉市川喜多映画記念館…そして「連中」も小津ファンだった!


12月の10日でも鎌倉駅前はまだまだ黄葉。

おなじみ川喜多映画記念館でタイトル通りの展示。小津先生、監督協会のロゴマークをデザインしたり、本の装丁をしたり、女優の着物を選んだり…と、演出だけでなくさまざまなことをデザインしていたことがよくわかりました。

いっぽうの市川崑監督はアニメーターとしてスタート、「犬神家の一族」のタイトルロールはインパクトあったし、「銀残し」 といわれる処理も有名。

タイトルにも書いたとおり、「2人とも面白かったろうなあ」というのが最大の感想でした。

なお先日のBS松竹東急での現在世界4位だという「東京物語」デジタルリマスター版を見たところ、紀子(原節子)の部屋に「向こう側の連中」が少なくとも1名写っていることが確認されました。何もかも思い描いたとおりに撮影したはずの小津先生、このことを本人が意識していたのかどうかは不明…。


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