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例のアレによる中止の合間に運よく? 見ることができた…わし流 芸術の春2022⑫「銀河鉄道999 THE MUSICAL」日本青年館ホール

「銀河鉄道999」はテレビアニメ放送当時からファンで、劇場用第1作はたしか東映がファンクラブ会報的なもので公開1年ぐらい前から宣伝していたと記憶しています。もちろんこれは見に行きました。原作やテレビ版と違い、鉄郎が子供でなく15歳に設定されたのにはビックリ。が、子供版ではメーテルが母親代わり的に見えたのに比べ、「少年と年上の女性」という組み合わせになり、当時洋画でよくあった初体験もののナタリー・ドロンとかラウラ・アントネッリ、ジェニファー・オニールといった女優をメーテルに無意識に勝手にダブらせて妄想…というようなことがあったかもしれませんね、当時のワシには。

原作もその当時の単行本全巻を購入。が、その後、手放しているので「ずっとファンだった」というわけではないのです。「完全に終わったはずなのにまた始まるというのはどうか」ということなんでしょうかね…。

にもかかわらず近年の舞台化には今回で3作連続で鑑賞。これは「銀河鉄道の夜」がそうであるように、舞台に合う作品と思われることと、鉄郎役が「ジャージーボーイズ」の中川晃教ということでした。しかも今回はメーテルが…!!

というわけで早くからにチケットをゲット。が、その直後にあのようなことになってしまい、どうなることかと心配ましたが、無事、公演できることに。

ところが前日は、今度は例のアレにより中止。当日も一時は中止ともいわれていたものの、なんとかできることに。

会場の日本青年館ホールには記憶によると藤城清治の影絵「西遊記」以来、約40年ぶり。なんと建てかえられていました。なぜか8~9割ぐらいが女性客のため、トイレの大行列にビックリ。あと1階から2階への階段が非常階段のような感じで、わずかに揺れるのが怖かったです。

さて、肝心の作品ですが、今回は「THE MUSICAL」というっことで、ゴダイゴが唄っていたあの曲も最後に大合唱(観客は心の中で)。しかし作品全体的にもう少し動きがほしかった気もします。

メーテル(花總まり)はワシの長年の妄想にピッタリでよかったと思います。むかし妄想した少年はすっかりおっさんになってしまいましたが…。

なお翌日は例のアレにより、またしても中止とのこと。ワシ、運がよかったということになりました。


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