ミステリーと新版画と…わし流ショボ鉄たび②前日素通りしたばっかしなのに甲府まで往復…わし流 芸術の秋2021⑦⑧、通りすがりのい~かげんな撮り鉄⑤⑥合同で~す
「秋の乗り放題パス」の二日目。
前日とは逆のルートで中央東線の下りに乗車。長い笹子トンネルなど、幾つかのトンネルを抜けると甲府盆地が見えてきました。勝沼ぶどう郷です。
通りすがりのい~かげんな撮り鉄⑤あわてて撮った勝沼ぶどう郷駅車窓
ここまで来れば目的地の甲府は遠くない…はずなのですが、その手前酒折で長いこと停車しました。ま、各駅停車なので仕方ないですね。
甲府駅でバスに乗るまでの13分のうちに立ち食いそば屋で素早くカレーライスを…と思っていたのですが、安全策をとってコンビニでおにぎりと缶ビールを購入、現地の木陰ベンチで食べることにしました。
わし流 芸術の秋2021⑦「新版画~笠松紫浪を中心に~」山梨県立美術館
笠松紫浪を中心に、とうたっている割にはポスター等は川瀬巴水の「増上寺の雪」。もちろんこの作品も笠松紫浪も素晴らしいのですが、今回、特にいいと思ったのは伊藤深水の数々の美人画でした。
続いておとなりにある文学館へ
わし流 芸術の秋2021⑧「ミステリーの系譜」山梨県立文学館
画像にある3人を中心とした、日本のミステリーの歴史。これまで別の展示や本、テレビ番組などでだいたいのことは知っているものでした。
しかし芥川龍之介がミステリーを書いたことがある、ということは知ってはいましたが、高校だったかでミステリーの講演を行ったことや名刺の展示もされていました。あの芥川が講演をやったっことがあった、ということ自体に驚きました。あの顔で…!?
なおタイトルの3人のうちの1人、木々高太郎は甲府の出身だそうです。ミステリーの功労者の1人ですね。
2つの展示を見て、バスで駅前に戻ると今年生誕500年という「戦国最強」武田信玄公が出迎えてくれました。
秋の日はつるべ落とし、向こうに見える山は甲斐駒ヶ岳でしょうか?
吉野家でちょっと早い夕食の後、帰りの列車内からふと「武田終焉の地」でもある甲斐大和駅を見ると…
通りすがりのい~かげんな撮り鉄⑥歴史的スクープ! 偶然、人類として初めて撮影に成功!! こちら側とともに「向こう側の甲斐大和駅」がはっきり写っている!! フースケ氏「武田一族との関連は不明です」
さて、この日だけでも普通運賃4千円ぐらいの勘定になるはずなので、3日のうち2日ですでに「秋の乗り放題パス」の元はとりました。よかった~。なので3日目の記事はありません。
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