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夏の始まり、海の近くの美術館へ…わし流ショボ鉄旅㉜…わし流 芸術の夏2022①「松竹大船撮影所物語」②「生誕100年 朝倉摂 展」合同…さりげなく自慢入り

夏の到来を感じさせる日、久々にJRを乗り継いで鎌倉へ出かけました。混雑する小町通をなるべく避け、若宮大路を歩いて…といっても一部、小町通を通ることになりましたが、とにかくときどき行ってる川喜多映画記念館へ。ここでは

わし流 芸術の夏2022「追悼・山内静夫 松竹大船撮影所物語」川喜多映画記念館


が展示中。作家・里見弴の四男にして松竹映画のプロデューサー、あの小津先生の「早春」から遺作「秋刀魚の味」まで6作品をはじめ、数々の映画を手掛けておられます。小津先生直筆のハガキなども展示してありました。親交が深かったという中井貴恵・貴一姉弟のコメントもありました。いつもながらこの記念館は映画ファンの胸をキュンとさせますな。

なお今はなき大船撮影所には〝小津安二郎ゆかりの地バスツアー〟と〝寅さん撮影見学〟で2度行ったことがありますぞ。

撮影所物語220604-1ブライト&ビビッド.jpg80


人が多すぎる鎌倉は早々に引き上げ、逗子に移動。駅の立ち食いそば屋でカツカレーの昼食。

バスに乗り、神奈川県立近代美術館葉山へ。ですが海がすぐ近くのようなので、館内に入る前に海岸へ行ってみました。大浜海岸というらしいです。

海220604-1ブライト&ビビッド


このように涼しいげな写真が撮れたのですが、知らない人なのでイラスト化しました。

海と人20220604濃い強い標準


いちおう気が済んだので改めて美術館へ。展示は

「生誕100年 朝倉摂 展」神奈川近代美術館葉山


です。

実は応募してチケットが当たったのではるばるやってきたというわけです。

この画像はチラシを撮影したもので、正直、お名前だけであまり知らなかったのですが、この絵に惹かれての応募でした。美人画の大家、伊藤深水に学んだという美しい日本画。初期の作品はまさしくワシ好み。

が、〝ローリング・ストーン〟のように次々に作風が変わっていきます。社会問題提起・舞台美術…。その成長ぶりは凄いのですが、初期の作品が好みのワシとしては「そっちへ行っちゃうか…」という感じもしました。

あさくら220604-1ブルースカイ.jpg80


見終えた後、再び海辺を散歩。数年前にも行った長者ヶ埼まで歩いてバス停を探しました。

海と岩220604-1ブライト&ビビッド.jpg80


バスを「逗子・葉山」で降りて今度は京急に乗り、川崎あたりで晩メシ…というつもりだったのですが、まだ5時くらいだったので往路と同じくJRで家まで帰ってしまうことにしました。


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