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子どもの好き嫌いと親の根気

ご訪問ありがとうございます。好き嫌いが多い2歳半息子と4ヶ月の娘を子育て中のリケジョママです。

2週間、嫌いな野菜を味見させ続けると好き嫌いが克服できるらしい。」という記事、たくさんの方にご覧頂き、本当にありがとうございます。

ここでご紹介した好き嫌いを克服する方法ですが、私的には大変そうで試したいと思わなかったので…

今日は、私なりにアレンジした内容と、それを試して息子がどう変化したのか、まとめたいと思います。


ポイントは何度も試す

わたしが実践している方法はとっっても簡単。何度も試してみる。これだけです。

そのために変えたことがあります。

①とりあえず盛り付ける

「食べないだろうな」と思った料理も、息子のお皿にも盛り付ける。

今まで、食べないだろうな〜という料理は盛りつけもしていなかったのです。

ですが論文(1)によれば、何度も試して味に慣れさせることが好き嫌いを克服する上で重要とのことで。

それを知ってから、食べなさそうな料理もごく少量ですが盛り付けて出すように変えました。

②小さく切って促す

目の前でどんどん小さくしていき「こんなに小さくなったよ!試してみる?」と聞く。

盛りつけたところで、決して口をつけようとはしない苦手な料理たち。

そこで出番なのがキッチンバサミです。

目の前で、「半分にしてみる?」と繰り返し小さくしていき、米粒の1/4くらいのカケラまで小さくして食べるように促してみています。

③食べなくても口に入れたら褒める

口から出てきても、「口に入れられたね!えらいじゃーん!さすが、2歳のお兄ちゃん!!」と褒める。

小さーーーくした苦手なお料理、一回は口に入れてみるものの90%以上の確率で口から出てきます笑

それでも、「口に入れられたこと」を褒めて褒めて褒めまくっています!

息子の変化

このようにして、色んな食材を試すように促した結果、いんげん・ツナ・ピーマン・じゃがいも等をとっても久しぶりに口にしてくれました。

しかし、まだまだ苦手な料理を克服するところまでは来ていません。

むしろ、ツナやいんげんは嫌いなことを再確認したようで、1度試してからは絶対に口にしようとしない頑固な息子くんです・・・(笑)

親が成長する場

ということで、息子の好き嫌いとの格闘の日々はしばらく続きそうです。

私自身が好き嫌いが多く、ブロッコリーを食べられるようになったのは30歳を過ぎてからなので(笑)、息子が巣立つまで好き嫌いとはお付き合いする覚悟です。

もうそんなに長い間イライラするのもバカらしいので、私が根気強さを獲得するためのミッションなのだと割り切ることにしました。

自分が成長するための課題だと思ったら、毎日の「これ試してみる?」というやりとりも、息子が食べられるもので糖質・たんぱく質・野菜類を摂れる献立を考えることも、少しは気分良く、前向きに取り組めそうですもの。

好き嫌いの多いお子さんを育てている同志のママパパさん、一緒にベストを尽くしましょう。それでも食べてくれなかったら仕方ないです。

どうぞよしなに。

参考文献

(1) Parent-administered exposure to increase children’s vegetable acceptance: a randomized controlled trial. J Acad Nutr Diet 2014; 114: 881–888.

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