【理系向け】 大学院入試について

理系院生が避けては通れない道。

こちらは主に
・内部進学
・外部進学

この2パターンに分かれると思います。
私の経験や周りの友人の経験を踏まえ、それぞれについて説明します。

内部進学

私はこのパターンでした。正直な話、難易度はそこまで高くないです。というのも、旧帝理系は9割以上が院進します(ただし、女性に限定すると7割ほどです)。これは裏を返せば、9割が受かるということです。フル単の割合よりよっぽど高いです。

ただこれは”院”自体に受かるかどうかの話。希望の研究室に行こうとすると難易度は一気に上がります。学部時代に希望研究室に行けなかった人が院試で再チャレンジすることはよくある話です。例えば化学科では有機系研究室の方が死物狂いで研究室脱出を試みています。(一般に、有機化学系はブラック研究室が多い)。これらは学校や学部学科によりますが、内部進学だからといって舐めすぎないように。勉強すれば受かります。しかし、しなければ落ちます。

勉強方法は、とにかく過去問です。毎年作る先生は同じです。そして、毎年全く異なる問題を作る先生は稀です(そもそも今までの問題を参考に作っているので、革命的な変更はできません)。内部進学の皆様なら、研究室を漁れば(もしくは先輩に聞いたら)大量の過去問があるはずです。新しい研究室で問題がない場合は、同級生にお願いしてください。先生に直接聞くのも手です(研究室の学生を失うのは先生にとっても痛手。フォローはしてくれるはず。あなた達は先生にとって貴重な”労働力”なのだから)。


外部進学

旧帝大ともなると、その学歴を目当てによその大学から乗り込んでくる人たちがいます(他大進学の方、申しわけありません)。ただこれは中々賢いと個人的には思っています。というのも、大学院進学は大学受験より簡単なことが多いからです。それもそのはず。内部進学の奴らはどうせ受かると高を括り、舐め腐った態度で院試に臨みます。必死に勉強した外部生が受かるのは至極当然です。T大だろうが、ちゃんと勉強すれば誰でも受かります。

ただ、それでも内部進学が有利というのは事実です。というのも内部生には

①試験を作る先生の授業を受けてきた(ちゃんと聞いていなかったとしても、そのときの教科書は残っているはず。外部生は試験範囲を知ることはできても、使っている教科書が何かまではわかりません)。
②過去問獲得難易度の低さ
という大きなメリットがあります。大学によっては、内部生の面接は初めから満点みたいな優遇もあったりします。大学受験より難易度が低いことは多いですが、簡単ではないということは覚えておいてください。

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