プレゼンテーションの基本って?全体の流れを解説
どうも~理系の助手です。
これを読んでいる方、「何をしたら良いのか分からない!」って思っていませんか?
プレゼンテーションをする事になったけど全体の流れ、必要な事、プロセスみたいな事が分からなくて困っている、そんな方に向けて読んでくだされば全体の流れを掴めると思います。
以下の順に進めるのが私の方法であり、おそらく基本だと思います。
1、お題を決める(決められていれば次へ)
まずどんな内容を発表するのか決めなければ話になりませんね。ざっくり言うとプレゼンをした後、聞いた人達にこんな事が頭に残れば良いなという目標みたいな事です。
2、資料集め「キーワードはなに?」
資料集めと言っても難しく考えないでください。お題が決まった(決められている)ならばその中にある単語やフレーズを検索すれば良いだけです。図書館で本を探したりでもいいと思います。
資料集めをしていると次第にお題の詳細が分かると思います。特にお題を決められている時は、与えられたお題の中でも特にどんなことを発表するのが、自分にとってやりやすいのかが漠然とでも良いので発見出来ると思います。
3,話す内容の原稿作り「これが実は一番大事!」
時々資料集めをしてすぐにPowerPoint・スライドを作る人がいます。それは悪手ですね、まずは何を話すのかを直感的に文章に起こしてください。この時文末は全部口語にしてください。書いた内容をそのまま声に出して読んでも違和感がないのがベストです。ちなみに時間など指定されていても無視しちゃって良いです。後から削れば良いので、思いの丈をそのまま書き下しましょう。
4,PowerPoint作成
ここまで来てやっとスライドの作成です。ここまでやってこれた人は何となく主張したいことが決まっているのではないでしょうか?それらを絵や図で説明するとどうなるでしょうか?そんな様なことを考えながらスライドを作ります。
ちなみに過去の記事にスライドの作り方に特化した物がありますのでここで紹介します。
5,質問を予想しておく「関連の情報を断片的に集める」
これ一見難しそうだったり、無駄じゃね?って思う人もいると思います。ぶっちゃけ大半が無駄になることが多いです。でもそれは自分よりその分野に詳しくない人だったり、単純に聞き手がバカな場合だけです。自分より格が上だなって人だったりに向けてプレゼンしたら容赦なく痛く鋭い質問をしてきます。それに耐える為にプレゼンで触れていない関連情報や深い内容についての情報を細かく出来るだけ沢山仕入れておきましょう。特に数字や期間を示すもの、平均や中央値は重要です。
6,実際にスライドを操作しながらのリハーサル
プレゼンテーションはリハーサルが命です。これを怠ると当日に大抵大ミスをします。
そしてこれだけは心にとどめておいて欲しいことが、「プレゼンは準備が8割、本番2割」です。プレゼンテーションをするって時に全ての行程や労力の掛け具合を10割全体で考えるとこうなります。
さて、こんなプロセスが全体の流れでありプレゼンテーションの準備になります。
そして沢山の人の記憶に残るような魅力あるプレゼンテーションにもこのプロセスが基本にあります。
そんな中でも一部、若しくは全部に細かい工夫、試行錯誤が張り巡らされているものが多くの人の記憶に残る様な、例えばスティーブ・ジョブズのプレゼンのように凄いと思わせるのです。
プレゼンテーションが作れなくて悩んでいる人は、このプロセスそのままをたどってみてください。
プレゼン初心者、特に大学1年生の方ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
2022/02/04
2022/05/24
有料ですがちょっとマニアックなスライド作りの記事も出しています。良ければこちらもどうぞ。
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