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はじめから自分に優しくなれたら悩んでないよ

一つ前の日記にて。

「友達に優しく接するように自分に優しくしてあげて」と教えてもらった話をした。

それが容易にできるなら、きっと私たちは今悩んでいないはず。

むずい。むずかしいよ。

それが大事なことなのはよく分かっている。
物分かりがいいからね私たちは。

集団のなかに居ると、相手が求めている言葉や立ち振る舞いが手にとるように分かる。分かってしまう。(これが素敵なところでもあるのだけれど。)

相手にとって心地のよい私であろうと尽くす。だんだんと、自分の意思表示をすることより楽になって、そればかりが上手になっていく。

自分の意思がふっと浮かんだことを自覚してから、静める。
「本当はこっちが好きなんだけどなあ。」と感じてから、そっと心にしまっておく。

そうしているつもりだった。

ところが、あるはずの自分の感情をはじめからないものとしていたことに気がつく。

無意識に、相手にとって心地よい私で居ようとするばかりに。自分は空っぽになって、「なにが好き?」「どんなことがしたい?」と聞かれても答えられなくなってしまっている。

でも、本当は空っぽでもなんでもなくて、自分の感情に気がつきにくくなっているだけ。私たちも、ちゃんと持っている。

だから、自分のトリセツを知っておくといい。

「どんなことが好き?」「苦手なことはなに?」「なにをしている時が楽しい?」「どんなとき悲しい?」

自分の取り扱い方をなんとなくでも知って、自分の感情に気づいてあげられるヒントになればいいな。

すぐにはできなくても、いつか自分に優しくしてあげられたらいいな。

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