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「勉強しなさい!」は逆効果!

ごきげんよう。理科好きりかママです。

おそらく、お子さまがいるご家庭では一度は直面したことがある

「勉強しなさい!」

「やだ!どうして勉強するの?」

これについて、考えたいと思います。


1.勉強は楽しいもの?つまんないもの?

最初にある意味結論を。

「勉強は、楽しいものです!」


人間、誰しも楽しいことは大好き、楽しいことをやりたいと行動するので、
本人が勉強が楽しいとわかっていれば、
周りの人が「勉強しなさい!」と言う必要はないはずです。

でも、実際は、日本全国どの家庭でも「勉強しなさい!」と一度は言ってるわけで。

ここで一つ、お父さまやお母さまに質問。

お父さまやお母さまは、勉強が好きですか?

勉強が好きと思って大きくなりましたか?


実は、とても大事なことは、お父さまやお母さまが
「勉強は楽しい!」と思うこと。

「勉強は楽しい!」と思いながら、お子さまに
「勉強したら?」とか「学んでみたら?」、「やってみたら?」
と言うべきなのです。

今の日本では、「勉強しなさい!」と詰め込み教育を受けてきた世代や、
「とにかく勉強すれば」「とにかく学校を出て」と、
本来の学びの楽しさを知ることなく大人になった人が多いのです。


なので、まず、親が「勉強は楽しい」
と体感しませんか?

2.どうしたら勉強は楽しくなるのか?


勉強が楽しくなるための原動力になるのは、知的好奇心です。

では、世の中で一番、知的好奇心が高いのは誰でしょうか?




答えは、


赤ちゃんです。


この世に誕生して、目に見えるもの聞こえるもの、ちょっと手足を動かしたら触れるもの、すべて初めて体験することで、すべてにワクワクしている赤ちゃん。

はじめは上を向いていたのが、寝返りをしたら、見ていた世界がひっくり返り、これまたすべてが新鮮でワクワクする赤ちゃん。

同じく、立ち上がり、歩き出し、世界はどんどん広がります。
家の中でも外でも、何でも知りたい。ドキドキワクワク。


この赤ちゃんがワクワクドキドキしているときに、親も一緒になってドキドキワクワクしていくことで、
大人が忘れかけていた知的好奇心を呼び起こすことができます。

そうしたら、ぜひ、お子さまは、知的好奇心あふれるまま、小学生、中学生〜と成長するのではないでしょうか?


んー、でも、すでに子どもが小学生、中学生だと、手遅れ感が…
ということもありますよね?

そしたら、こんな声がけはいかがでしょうか?

3.「〜しなさい!」を「〜してみたら?」に変える


親が子どもに向かって「勉強しなさい!」と言っていると、
すべてが命令口調になりませんか?

少なくとも、私はそうなっていました。

勉強しなさい!
早くしなさい!
お風呂にしなさい!
もう終わりにしなさい!
etc

結局、宿題とか勉強をさせることを最優先にしているから、
それを子どもがやらない限りほかも進まなくて…


そんなに感情的に怒ってない、これは理由あって叱っている、
はたまた、これは子どもに向けてのアドバイス…
といろいろ言い訳してみても、
子どもから見たら、


「また怒られた」「注意された」


で、

「もういやだ」「なにもしない」と。

やる気もなくなれば、知的好奇心も下がるし、
自己肯定感も下がるし、良いこと無しです。

だから、子どもに対する声がけを

「〜してみたら?」

にしてみるんです!!!

そして、さらに時々、
「一緒にやってみない?」「一緒にやろうよ〜」

と、言ってみる。

いつも怒ったり注意したり叱ったりしているご家庭なら、

この言葉の変化は、子どもの心にスッと入るはずです。


特に、学年が上がっても、「一緒に」は心に響きます。

低学年なら、一人でやらされるのは嫌だけど、ママが一緒ならやる〜!となります。

特に勉強に関しては、日本全体として、大学生以降、大人になると勉強しない空気が蔓延しています。
が、これは大きな間違い。

稼げる大人は一生学び続けるもの。
大人だって学ぶことはたくさんあり、小中学生のように紙と鉛筆で勉強することもあれば、パソコンで勉強することだってあると。
それをきちんと行動で示すことは、子どもにとって新鮮です。


きっと、子どもは、「ママ、何をやってるの?」
「パパ、何をやってるの?」
と、親が勉強していることにワクワクするはず。

知的好奇心が湧き出て、それが、子ども自身の勉強にもつながります。

ぜひ、声がけを試してみてください!

今日もお読みくださり、ありがとうございます。

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