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-将来なんてわからないから、今面白いと思ったことをしてるだけ- 海外インターン:インタビュー前編

最近何かと絡んでる、ハノイにインターンに来ている学生がいます。

一個上ですが、同じ誕生日で運命を感じてます。

今回はそんなやつの話です。(前編はほぼ自己紹介・・・)

(撮影:筆者)

(Twitter)

(ブログ)

ーー恒例の、まずは簡単に自己紹介を

奈良県出身、神戸大学の国際文化学部の森大樹です。大学は3年の後期から休学しています。ハノイには2017年の10月11日から来ているので、もう1年、、、ぐらいですね。ハノイではBeetsoft(http://beetsoft.com.vn)というベトナムのITベンチャーの会社でインターンしています。

ーーローカル企業でインターンしてるのは珍しいですね。どうやって見つけたんですか?

アイセックっていう、世界中に学生に向けたインターン紹介をしているNPO法人があって、そこに紹介してもらいました。日本だと東大とか京大とか、わりかし有名大学に支部があって、友達が神戸大学の支部で活動していたので、紹介してもらいました。

ーーそもそもインターンしようと思ったのは、、、

きっかけは3年の春ですね。ふと、このまま卒業するのは面白くないなと、思ってしまったんです。なんか面白いことないかなーって思った時に、そういえば海外にはよく行ってたけど、長くいたことはないよなって気がついたんです。

ただネックだったのはお金です。海外に住むためにパッとうん十万出せるような状態ではありませんでした。

それなら働きながら住めばいいんじゃないの?って思って「海外インターン」を思いつきました。それなら現地で暮らせるし、海外での働き方も学べていいこと尽くしだなって。

ーー偏見かもしれないんですけど、所謂”普通の大学生”が「このまま卒業するの面白くないから海外で働くわ!」とかならない気がするんですよ。ベトナム行き前から何かそういったことをしてたんですか?

インターンではないですが、1年生の時から東北の震災復興ボランティアをしてました。これは大学の先輩に誘われて始めました。

興味本位といったらあれですけど、一回自分の目で見たいなと思って参加しました。震災当時は毎日のようにニュースで取り上げられていたけれども、最近はめっきり注目されなくなって来た気もしてたので。

実際行って、本当に驚きました。4年経ってたけど、被害受けたとこは一面何もなかったんです。

全然復興できないじゃん、と思ってただただショックでした。

仮設住宅に住んでる人もまだ40%ぐらいいました。

なので、主に活動としてはその人たちの精神的なケアを中心に行なっていました。僕ができたことは、イベントやったり、家回ったりぐらいですが、自分の家に帰れない、大切な人をなくした傷跡を癒すのに、僕らの力は弱すぎ、震災からの4年という歳月は短すぎました。

ーーやっぱり実際に行くと見えるものが違いますね。2年目も同じ活動を?

はい、そうですね。

ただそれに加えて、2年生の3月からベトナムの直前まで関西のベンチャーでインターンをしてました。HR系の会社で、Webマーケティングのインターンをしてました。

ただ、マーケティングのインターンなんて9割がメディアマーケ、つまりひたすら記事を書くだけです。それをやってれば実務経験が付くわけでも、何かスキルが付くわけでもありません。

ターゲットを見据えたキーワード分析をしたり、そこまで出来ればよかったのですが、僕が入った時はまだその体勢が出来てませんでした。みんなただ無駄な記事書いているだけ。

これじゃ意味ないなと思ったから、SEOの分析チームを作りました。社長に直接「作りたいです」って言って。どんなキーワードにどんな反応があるのか、顧客はどんな風に思っているのか、そういったことを分析して行きました。

意味ないなって思ったことを雑用としてこなすのもいいと思いますが、本気でやったら結構勉強になると思います。

ーー雑用をどうこなすかって結構大事ですよね。そしてそっからベトナムにくるわけですね、ようやく。

そうですね。ベトナムには旅行でも行った事があったし、ベトナム人の友達もいたので「東南アジアが”あつい”」というイメージはありました。ただ正直現地に知り合いも居ないし、僕自身が海外のご飯があんまり食べられない人なので不安も大きかったです。

ただ、得体が知れないし、面白そうやから行ってみよう、それだけの好奇心で行きました。

<後編(恐らくボリューム1.5倍)へ続く>

<Coming soon...>


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