【創作大賞】健康的に痩せたいだけなのに、ギックリ尻になりかける

なぜか思春期のように空気すってるだけで体重増えてるような。おかしい、おかしい。
このままじゃヤバいということでストレッチとかヨガとか始めたんですけども。

そんなレベルじゃ追いつかないということでステッパーを始めました。

ここに足をのせて踏む運動です

ステッパー。義実家の和室にぽつんと置いてあり、場所もとらないしめっちゃいいじゃないか…と思って私もショッ◯ジャパンで購入。

テレビの真ん前に置いています。それでもね…あまり使わなくなっちゃうんだよね。テレビはソファ座ってみたいし（おい）。

が！！このままじゃあかん！マジでマジで！ということで毎日ステップ踏み始めたんです。

このステッパーは高齢の人の運動にもおすすめされてたくらいなんで、私みたいな超絶運動不足でも安心です。

太ももの筋肉は大きいからここ鍛えたらいいらしい。ふふ…コツコツやれば筋肉つくぜ。あくまでもコツコツと。
張り切っていきなりやって飽きるとかちょっともうね…うん、ナイっていうか。いいかげん私も人生で学んでるんでね。

やっぱ続けて筋肉つけていつのまにか引き締まっていた…なんてのがキングオブ理想。結果、体重はおまけ的な。
あくまで私は健康的に、というか健康のために運動を、的な。はい。


それで先日です。ステッパーを終わり水分をとって、プルプルとふるえる足（え？張り切ってる）でトイレに行こうとしました。

リビングから廊下を通ってトイレへ。

そのとき

「あ！！！！！！」

身体に電流が走った感！！！

あかん。あかんあかんあかんあかんあかん。
あかん！！！

こ、これは

あれだ

ギックリだ！！

いや、正確に言うとギックリ手前だ！！

私は腰痛もちで、ギックリ腰の経験もある。

でも、今のコレはギックリ腰じゃない。

ギックリ背中でもギックリ首でもない（あるか知らないけど経験あり）。

ギックリ尻だ！！！（あるか知らないけど）

お尻が「これ以上、下手に動かすとマジだぜ？」と言っている。

少なくとも、トイレに行けないことはわかる。しゃがめないやつ…トイレはやめだ。トイレぎりぎり状態じゃなくてよかった。

トイレを目の前にし、廊下で立ち尽くす私。
どうしよ…。

トイレの前にはいつも私が熱中症手前になるクソ暑い寝室がある。そこに逃げ込むか？でもうちはベットじゃない。布団はしまってある。この状態で地べたにしゃがむのはあまりにも危険。尻がマジになっちまう。

今のところ、ちょこちょこ歩きができる状態。
私はステッパーのあるリビングにちょこちょこ歩きで戻った。そしてダイニングの椅子へおそるおそる座る。
座れた…ほっ。

そのまま能面のような顔をして、ただ動かずに時間がたった。一体私はなにを…この時間は一体…。

ちょっと…立ってみようか。
立てた！
あれ、痛みもないぞ…いける。

再度、トイレに向かってみる。

あ！！！！！

また電流が走る。
だからマジだぞ！と尻が言ってくる。
ううう…またちょこちょことリビングへ。

夫に「お尻がギックリです」とLINE。

帰ってきた夫には「急に運動するから…しばらく禁止」と言われる。

尻にはなんとか落ち着いてもらった。
あれからステッパーはお休みである。

私はただ健康的に痩せたいだけなのに。ただ運動したいだけだったのに。

運動不足の私には、運動するための身体づくりが必要で、またそのための身体づくりが必要なようである。

やはりストレッチから。

おわり

↓おまけの漫画

うまいこと言ったもんだ…