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「自称晴れ女」海に行きたすぎて台風予報を吹っ飛ばした話。

8月某日。
1ヶ月前から楽しみにしていたメンバーで真夏の海、前日の予報は台風接近による強風と大雨。

「なかなか休みの合わないメンバーだったし、行きたかったなぁ」なんて。
リスケして、この日は特にやることもない休みになるはずだった。
そんなやるせない気持ちのまま起きた、午前8時頃の空は快晴。

海に行きたい!!!
たまたまリビングで出会した兄貴にぐずる私。
「台風来てるんだけど」
「でも空青いし天気予報も大丈夫そうだよ!!!」

挙げ句の果てにはメンバーの部屋へ行き叩き起こし、電話をかけ、グループLINEで収集をかける。
急いで車のレンタルを手配してくれたり、仕事を切り上げて途中で合流してくれたりで、ビーチで全員集合できた。
強風や雷雨が起きてもおかしくない状況で賭けだったけど、結果としては帰りの車移動中に大雨が降るという奇跡。

実はこの海岸には7月も2度来ていて、この日で3度目。(笑)
梅雨がなかなか明けずに曇り空の中来ていたから、3度目にして快晴の海岸を楽しめた。
毎回違う意味で楽しめるのは贅沢だ。

積乱雲が広がる空の下で、海に行きたい欲を全力で発散させてもらった。
この日じゃなくても行けたかもしれないけど、この日に行けたから余計に嬉しかった。

私が生粋の海好きかというと、そうではなくて。
そもそも泳ぐのは得意じゃないし、たいしてアウトドアをしてこなかったから海が好きになったのはここ数年の話だったりする。

遠くまで広がる海に浮かんでいるときも、わざわざ暑いのに浜辺に出っ放しのときも、なぜかすごく幸福度が高い。
常に肩張って生きているわけじゃないのに、童心に帰ることが許されている気がする。

本当に運が良かった。
晴れたのも、何事もなく楽しく1日を終えたのもみんなの運が良かった。
でも、天気を味方につられたことは密かな自慢だったりもする。
能天気な考え方も、何事もポジティブ変換する性格の一種なのかもしれない。

「大丈夫。晴れる。」
声に出して実現することは、日常のすぐそばで起きているもの。

海がまた好きになった8月某日のできごとでした。

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