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第1回 親子体験教室をやってみた


5月3日におやこ体験教室を開催した。
今回はその内容についてまとめたい。

今回はタケノコ掘りと田植え体験を行った。


タケノコってなに?

まず、タケノコ=竹の子である ことを知らない子どもたちが多かった。
給食で食べたことはあるものの、生えているそのものの形を知らなかった。

いざ、山に入ってみるとタケノコがたくさん顔を出している。
山を大人よりもスタスタ登っていく子どもたちの体力や工夫に驚いた。
そして、タケノコ発見!
だけど、そのまま目の前の出ている部分を取ろうとしてはいけない。
周りの土を掘り、土に埋まっている部分を掘り出さなくてはいけないのだ。


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思ったよりも大きいタケノコにびっくり!
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大きなタケノコ掘り起こしたぞ!

降りる時も、竹を掴みながら降りたり、滑り落ちないように降りている子ども達に、
私はびっくりしたけどね!
(大人の方が降りるのが怖くて大変だった。。)

下山後は、みんなでタケノコの皮を剥いた。
最後まで真剣に剥いていて、集中力の高さにこれまた驚いた。


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お米が稲になるって知っている?

稲がお米になるのはなんとなく知っている子ども達が多かった。
でも、お米からまた育てていくと苗になり、稲になるということを知らない子供達が多かった。


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苗について説明中


いざ、田んぼへ。


田んぼに入ってみると、グチャグチャで足を取られる子どもたち多数。
まだ体幹が育ってないため、バランスを取るのが難しい様子だった。
徐々に慣れてくると、田んぼの中で走れるくらいに成長!

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苗を育てるには、自分のことだけではなく、苗のこと(自分とは異なるもの)に
ついて考える必要がある。
今回、田植え体験をした子ども達はそこの意識がまだなく、田んぼに植えた苗を踏みそうになったり、しっかり奥まで植えることができなかった。
また来年もやるときには、そこらへんの意識が育っていると思う。


タケノコご飯に変身

とってきたタケノコでタケノコご飯に。

これ実は、全ての体験が食べるに繋がっている食育の体験だった。

・今まで自分たちが何気なくスーパーで買っていたものは、全部育ててくれる誰かがいたから食べられる。っていること。

・私たちは自然の恵みや命をいただいているっていうこと。

を実感してもらいたかったのだ。

少し世界が広がると、自分の世界も広くなり生きやすくなる。
そんなことを願いながら、美味しく食べた。


実は親子の関わりってとても重要!

不登校の子どもたちや日常から子どもの仕事をしている中で、重要だと感じているのが、子どもと親の関わり。それも特に、母親との関わりが大切であるというものだ。

共働きだったりして忙しく働いてるお母さんも多い。なかなか、日頃から子どもと同じ体験をするというのが難しい。今回の体験を通じて、子どもたちとの思い出づくりだけではなく、お互いの価値観のアップデート(こんな一面もあるんだ!)されたら、いいなと思う。

また、この体験を日頃の会話で出てきたら、それは嬉しい。

来月はホタルを見に行こう!


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りほ/居場所クリエイター
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