文学フリマ広島6に出店いたします

文学フリマ札幌8に続き、文学フリマ広島6に出店いたします。

出店について

出店名は「郁郁として」です。
ブースは「H-08(評論・研究|現代思想・哲学)」。
前回に引き続き、田中伸之輔と私の2人で出店します。
私たちは、身のまわりの出来事を「発掘」「碑」「喪」といったことばから考えることをとても好いています。
どちらも背景を心理学においており、かつて実践していた心理学に、さまざまな形で出会いなおすことを試みています。

持っていく本について

当日は、新たに書き上げた2冊の本を持っていきます。
『研究的実践を組みなおす vol.1&2』(著者:田中伸之輔)
『遺(い)2』(著者:大塚 翔)

作品について①:『研究的実践を組みなおす vol.1&2』

著者は田中伸之輔です。
 ・ページ数:130ページ
 ・大きさ:A5
 ・価格:600円

大学院で心理学・認知科学を学び、現在は一般企業で研究開発を行う著者が「研究的実践とは何か?」を考えたいと思って書いた本です。
第1章では、自分にとって大切な文献を「再読する」という研究的実践を試みました。
第2章では、読者の方と「対話する」という研究的実践を試みました。
「研究する」という行為を発掘し、出会いなおすことができたらと思います。

試し読みを載せたいと思います。
ぜひ読んでいただき、少しでも気になってくれたら、当日お気軽に足を運んでください。

作品について②:『遺2』

著者は私、大塚です。
 ・ページ数:21ページ
 ・大きさ:A5
 ・価格:100円

とても薄い小冊子『遺(い)』の第2巻です。
今回載せたのは「記憶むすび」。
私は3年くらい前に、仕事の中で、とある町工場の社長と出会いました。
その社長に触れていると、どうしてか、いくつかの遠い過去がいきいきとしてきます。
すたれた地に下りたソーシャルワーカー。
絵本作家。
方言を追う心理学者。
お好み焼き屋の店主。
私にとってそのだれもが、とても親しくありたくて、とても遠くありたい過去。
社長を含め、そんな5人のことをことばに残してみました。

こちらも、少しだけ、試し読みを載せたいと思います。
ぜひ読んでいただき、少しでも気になってくれたら、お気軽にブースにお越しください。

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