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すべての不利益は当人の能力不足

突然だが、私は今の仕事に満足していない。事務系の仕事なのだが、日々猫背になりながらPCを操作している。

書類を作成しては投げ、メールを右から左に捌き、Zoomミーティングでは地蔵のような笑みを張り付ける。Google翻訳が無いと何もできない。決して無能ではない(と信じたい)が特別有能でもない。それが私である。

最近新しい仕事を振られるようになり、上司とのやり取りが増えた。この上司との会話のキャッチボールがストレスとなり、私の脳と胃を全力で突き刺してくる。あまりのストレスに毎晩飲んでいるサプリメントが喉に張り付き、二日三日喉に違和感を抱えながら生活する羽目になった。おのれ上司とサプリメント。



この世のすべての不利益は当人の「能力不足」で説明がつく

ある漫画の台詞なのだが、私はよく思い出すようにしている。


自動車学校の学科の授業で「他責」という話があった。
タクシー会社にアンケートを取ってその年の1年間で事故を起こしたか、起こしたとしたら何回起こしたかを調べたのである。

事故を起こさない人が全体の大半を占めていたのだが、ほんの数%の人は事故を起こしていて、しかもその数%の層が何度も何度も事故を繰り返していたそうだ。

この数%の人に「なぜ事故が起こったのですか」という問いをした所、共通していたのが「他責」の思考だった。

「俺はわるくねぇ!」
簡単に言えばこう

向こうが止まると思った、相手が思わせぶりな運転をしていた、等こちらには全く非がないという思考だったそう。

この他責の思考は失敗に対する学びが無く成長が無い。だから皆さんはそうならないでくださいね。という授業で、インストラクターの方の熱意もあって数年たった今でも覚えている。




さて、冒頭でも述べた通り私の胃には特大のアイスピックが入っているのだが、このアイスピックを生成しているものこそ、この「他責」の念だった。

「俺は悪くねぇ!」
「誰も教えてくれなかっただろ!」
「なんで俺がやらなくちゃいけないんだぁ!」

仕事だからしょうがない。
やらなきゃお金が貰えない。シンプルである。

このご時世、仕事があるだけでもありがたい。ましてや自分の好きなこと、興味のあることを仕事にできる人は希である。多くの人々が家族の為、お金の為に時間と心をすり減らしながら働いていることだろう。かくいう私もその一人。

でもできればやりたくない。あわよくば他の人にやってもらいたい。お給料ちょっと下がってもいいから。

そうは問屋が卸さない、給料変わることなく仕事量がどんどん増えるよ、ぐぎぎぎ。

そんな私の精神をなるべく健全?に保つ為
この世のすべての不利益は当人の「能力不足」で説明がつく
この言葉を念仏のように唱えたりする。なむなむ

この思考は他責とは逆の考え方。
「自責」と書くとどこか見栄えが良くない。
人のせいにして成長を止めず、自分のできる事を探して成長して行こうとする心構え。

今の立場にいるのは自分の力が足りないからであり、他の誰も悪くない上司も悪くない(言い方は悪いぞチクショウ)
自分の満足できる環境に自分が移動すればいい。

そのためには...
うぉぉぉん、力をためるぞぉ...!

と他責の念をプラスパワーに変換して、少しずつでも前に向けて進んで行く所存である。

ストレスには十分注意しながら。
辛くなったら猫の動画を見るといい。犬でもいい。

追伸:プラスパワーはカイリキーに持たせるのがいいと個人的にはそう思う。




という事で、ネガティブに対して前を向くための、最近している心構えを書き出してみました。

いやぁ、やりたくない仕事って増えがちですよね。
やりません。と断るべきだと思うんですけど、そうきっぱり言えないのは良くないすね。自分にもっと自信が持てれば…

怒られたりダメを出されたりすると、自信がどんどん無くなっていってしまうので、立ち上がる力をためるのにいつもより倍時間がかかるのも悪循環ですね。


この漫画の台詞は私の大好きな漫画の一つである東京喰種の台詞で、作中では結構グロいシーンで使われています。台詞の意味的にポジティブな場面で使うようなものではないのですが、私はプラスに捉えて自分的に変換して心構えとして使わせてもらっています。ジューゾー君が好き!


ともあれ、少しずつでも現状を変える為に前向きに動いていけたらと思っています。前回の記事でも書きましたが、ハードル低く、成功体験を積み重ねて。

明日はきっといい日になる。

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