一泊二日 盛岡一人の旅の話
先日のお休みに
思い立って盛岡に行ってきました。
前日の夕方に、次の日から２連休だということに気づき、
特に予定もないし、これはどっか行けるな？
と思い、急遽ホテルを予約したのだけど
我ながら、良い感じのコースで満喫できたので
ここに覚書として残します。
午前中、新幹線で盛岡へ。
「はやて」に乗れば仙台から一駅４０分足らず。
あっという間に盛岡駅に到着です。
ランチは駅前の盛楼閣へ
http://www.gen-plaza.com/?page_id=2/
寒さに震えながらも、お約束の盛岡冷麺を食べる。
食事中ずっと、若いホステスさんとお客様と思われる
お隣の席のアベック（死語）の会話が気になる。
腹ごしらえの後は、光原社へ徒歩で向かいます。
こちらは、元は宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」を発刊した出版社。
で現在は、日本全国、世界各地の民藝を集めたセレクトショップ。
お店の中をゆっくりを見て回った後は、（いつか塗りのお重がほしい）
併設の「可否館」でゆっくりとミルクティーをいただく。
体が温まったところで、
翌日会う予定の友人へ
本店向かいのモーリオでくるみクッキーをお土産に購入。
https://ippin.gnavi.co.jp/article-6395/
ホテルへ一旦荷物を置きに。
この日の宿は「北ホテル」
創業者が彫刻家ということもあるのか、とても趣があって良いホテル。
パリの「Hotel du Nord」に憧れてこの名をつけたそう。
数年前に客室をリニューアルしたこともあり、
設備も過不足ない感じで、好印象でした。
ホテルに荷物を置いたら、中津川を渡って
盛岡でぜひ行きたかった、
羅針盤へ
東京にある「蕪木（カブキ）」の蕪木さんが学生時代に通った
「六分儀」という喫茶店の場所を引き継ぎオープンさせた
コーヒーとチョコレートのお店。
六分儀の時にも一度伺ったたことがあるのですが、
静謐な空間はそのまま。
先客はすべて一人客で、それぞれ持ち込んだ本のページを捲りながら
コーヒーを楽しんでいる様子が印象的。
その後は、川沿いを散策しながら、古い街並みを眺めて、
一旦ホテルに戻る。
夕方まで、部屋で仕事をして、夕食は
もう一つの盛岡名物、ジャジャ麺をということで、
元祖ジャージャー麺の白龍へ。
じゃじゃ麺の、お作法をネットで予習しておいたお陰で
「ちいたんたん」もちゃんとできました。
（ちいたんたんとは・・・
お皿にすこし麺が残っている状態で、生卵を割ほぐし、麺の茹で汁と
味噌とネギを追加してもらい、卵スープ状態にして、最後まできれいに
いただくのが流儀らしい）
白龍へはホテルから徒歩３分、サクッと食べて、その日は幸せな気持ちで
早めに寝ました。
翌朝は７時に起きて、さくっと着替えて石割桜の脇を横切り、
これも今回楽しみにしていた
六月の鹿へ
今回の旅は、ここでモーニングコーヒーをいただくことが、一つの目的だったのでした。
こちらのお店の営業時間は７時半ー15時。
１５時以降は、店の外の看板も全て片付けられているので、
そこがお店だと気づくこともできません。
営業時間外に前を通りかかったのだけど、パッと見
お店の痕跡がなにももなくて、
あれ？？ここにあったのは夢？？
なんか注文の多い料理店っぽい、岩手だけに。
と思ってしまうほど。
カウンターの席に通されたので、店主がネルドリップでコーヒーを淹れる様子を
じっくり拝見して、その手際に惚れ惚れする。
店の隅々まで完璧に神経が行き届いているお店。
席は常に満席で、朝早くにも関わらず様々なお客様で賑わう店内。
窓の外の凍った凍ったお堀をみながら、
暖かい店内で、美味しいコーヒーをいただく時間は最高でした。
次回は隣の席のおじさんが食べていたあんこスコーンとやらを食べてみたい。
その後一旦ホテルに戻って、１０時にチェックアウト。
溜まった仕事を引き続きホテルのロビーの一角で片付ける。
一区切りついたら
盛岡の繁華街 菜園方面へ向かい。
インスタなどで見かけて、気になっていたパン屋
穀さんへ
店の外に列が出来ていて、すぐにわかる。
この日の購入は
・5種類のレーズン入りロデヴ
・ベーグル
・モーニングトースト
これ、持ち帰って、翌日食べたのだけど
どれもこれもかなり美味しかった！！
今度通販もトライしてみようとおもう。
とてもおすすめ
https://www.facebook.com/bakerykoku/?locale=ja_JP
パンを買ったら、近くのHolzさんをちょっと覗いて
そろそろお昼ということで、
これは前日の夜にリサーチした
muramatsuriへ
この日のランチプレートをオーダー
お肉の火の通り加減が最高で美味しかったーー。
玄米も食べやすかった。
ただ、マッシュポテトが冷たかったので、
これが常温もしくはほんのり温かかったらもっと好みかも。
でも、となりのお姉さんがたべてたパスタも美味しそうだったし、
ディナーメニューのステーキ&フリットも魅力的だった。
ワインもラインナップも良さそうだったので、
次回は誰か誘って夜行くのも良いかも。
その後は紺屋町方面へ、
ふらっと立ち寄った
６JUMBOPINS
で、夫へお土産にTシャツのプリントをオーダーして
１０分ぐらいでできるというので
その間に近くのBOOKNERDで本を探す
盛岡在住の歌人、
工藤玲音さんの新しい本がでていたので、購入する。
Tシャツをピックアップして、ホテルに戻り、荷物を引き取ったら、
流石に大荷物になったので、バスで盛岡駅へ。
最後盛岡駅では、新幹線の改札近くの
IWATE tetoteto で
福田パンのコッペパンを娘にお土産に購入
わたしは、定番あんバターが好き。種類いっぱいありすぎて迷う。
一泊二日さっくりな旅だったけれど、新旧の素敵なお店で
美味しいものを色々いただけて、満足でした。
東京からも２時間ちょっとで行けるので、
ちょっと週末に、遠出したい方にも盛岡推しです。
私もかなり久々な盛岡でしたが、かなり楽しかった。
ただ、今回このプランは一人旅、もしくはカップル
で楽しみたいという方におすすめのコースです。
お子様がいたり、グループには、向いてないと思います。
小さい店で席数が限られているところが多いのでお気をつけ下さいね。
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