見出し画像

受け入れて、受け流す。

クライアントワークの現場にいる人にはあるあるだと思うが、どんなに工夫しても、どんなにキャリアを積んでも、日々、理不尽と思うことは降ってくる。
「これは意味がないと思うんですけど」「それは必要でしょうか?」の山河を乗り越え、落とし所の谷を見つけ、諦めの川を渡った頃、やっと制作物は出来上がる。

よく理解できない要求にもニコニコ「かしこまりました」と、すぐに切り替えてその通りに修正できるマインドにはどうしてもなれない。
納得できないまでも理解しないと進めない、自分の頑固さに起因する空回り感が辛かった。

でも、なんだろう。
リモートワークも半年を超え、仕事のストレスを前ほど感じなくなり心身ともに健康になってきたな、と思ってたら、ある日突然、その言葉が降ってきた。

「受け入れる」

状況は変わってない。
クライアントからも、窓口になる営業からも、日々「ええっ?」というメールは飛んでくる。
何というか、自分のマインドが自然に切り替わった気がした。

なんとなく気が晴れた感じがして、久しぶりに出社した時に同僚に
「私、今年のテーマは『受け入れる』だから」って冗談混じりに話したら、
「受け流す?」と聞き間違われた。

「受け入れる」。そして、「受け流す」。

すごくいい(笑)

クライアントワークしながら自分軸で仕事する極意かも。

これからはこれで、気持ち穏やかに行こうと思います。(笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?