息子の本当の気持ち 「されたくなかったこと」の話。
私は息子に前から聞いてみたかったことがあった。それをいつ質問してみようかと、実はそのタイミングを前から待っていた。
4歳の息子がまだ、自分の気持ちをうまく言葉に表現できないことは分かっている。それでも、心の内にある言葉を、小さな言葉を、少しずつ表現できるようになってきていると感じていたこと、目と耳と心を使い、あなたを理解したいと思っていたので(7つの習慣 第5の習慣 まず理解に徹する)
先日の夜、夫もいる日に聞いてみることにした。
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息子は、何か失敗した時、うまく出来なかった時、息子は泣く。癇癪を起こすこともある。さらに、私の洋服を引っ張ったり、叩いてくることもあった。
失敗する自分、うまく出来ない自分、間違えてしまう自分、そんな自分が嫌だ、悲しい、悔しい、とかそういう気持ちを表しているように見えた。そう勝手に思い込んでいた。(これは半分当たってて半分間違っていた)
それをそのままにしておくことも、出来たかもしれない。でも、息子の起こす行動に、どうしてそういう行動するのだろう、彼の内側で思うことが何かあるのではないか、と思っていた。
子どものパラダイム(物の見方)を理解しようとしていくうちに、自然とそう思うようになっていた。
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何かコトが起こった時、息子の言動に対して私たちは「だいじょうぶだよ」「次はできるよ」とか、励ましたり、「痛かったね」「できなかったね」「失敗しちゃったね」など共感の言葉を伝えていた。
それが普通、親として当然の行為なのだと思っていた。
しかし、私たちがしていたことは、息子にとって「してほしくないこと」だった、とこの日初めて知ることになった。
この言葉は?あの言葉は?と夫と次々質問してみるも、
ぜーんぶ NO!だった。思わず、夫と顔を見合わせ笑ってしまった。
だって、いつもそんな言葉ばかり息子にかけていたから。
最終的に彼から出てきた言葉は「何も言われたくない(無言)」というのが
息子の本当の気持ちだった。
それを聞いて私は あ〜〜!とすごく納得した。
何かできることはないか、と息子に質問しながら模索した結果、
私たちにできることは、たった2つだけだった。
① 名前を呼ぶ
名前は言ってもいい?と聞いたら、うん、と言ってくれた。
② 抱きしめる
言葉はかけられたくない、というので あと思いつくことといえば
これしかないね、と思って聞いた。
これはいい?と聞いたら、うん、と言ってくれた。
また年齢とともに変わってくるかもしれないけれど、
励ましも、共感も、同情も何も要らなかった。
言われたくなかったんだね。
「パパもママも、言わないように頑張ってみるね」
「うん」
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子どもの思いを 時には 引き出してみる
分かりやすい言葉で 質問してみる
根気よくそれに付き合う
答えた言葉に 責めない 返答に 急がない
どんな答えでも どんな気持ちでも 受け止める
それが、本当の気持ちだから
今日もありがとうございます。
最後まで読んで頂きありがとうございます!