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2022年に記す。しんじょー中心主義で六連敗。自己愛の翼は、どこへ向かって羽ばたくのか。わたしたちのファイターズは。

「連敗はしていますけど、選手たちは一生懸命やっていて毎日毎日がもう自分との戦い。来年のために、ガチガチのレギュラーを奪い合うための(競争がある)。勝敗とか関係なしに、懸命にやっている選手たちの成長を見ているのが、すごい楽しくて」

うわっちにアドバイスした話は、記者から促されたにせよ、しんじょーさんて、基本「自分の話」しかしないんだよね。
「勝敗とか関係なしに」とか言い過ぎ。
勝ち負けに一番こだわっているのは、しんじょーのはず。
でも現実に勝てないので(無意識に)責任を回避してるように見える。

(ていうかしんじょーさんて1年契約のはずなんだけど。なんでいつも来年の話ばっかりするんでしょうか? もう延長が決まっているのかな)

交流戦、ドラゴンズに三連勝できたのは、たまたま相手の立浪さんも初心者監督でチームもどん底状態だったから。
パ・リーグのチームは、もちろんスコアラーもリサーチもセ・リーグよかたくさんやるわけで。すでにしんじょーの奇襲も作戦もデータ化されてるに決まってるのに。前回と同じ作戦で通用するわけないよ。

吉村さんが追い落とされて編成権も失い、稲葉GMとなりましたが、稲葉さんはしんじょーさんには逆らえない。会社のヒエラルキーとしては監督よりGMのほうが権力があるのですが、今のファイターズは逆ですので。
誰もしんじょーさんに逆らえない状況。ということはしんじょーさんは「君臨する」というよりも「孤立」せざるを得ない。何事も決断するのは監督なのです。孤独な商売だよ。

開幕前にわたしはしんじょーの「自己愛」についての危惧を書いた。
負けが込んでくるとき、それがどう作用するか、心配した。

投手起用にまで出張ってきた。というか、こういう発言も「自己愛」の発露だよね。「コーチに任せてるから」って、わざわざ「今日は俺の継投で」と話す必要などないし、話すべきでない。
内部でどうであろうと、ゲームを見てる側からしたら、いつも「監督の決めた継投」なんですよ。
ファンがどう受け止めるか、考えてないんだよね。自己愛だから。

こういうふうになんでも「自分で」やらなくてはとなっていくのを心配する。勝てばいいけど負けていくとどうなるかって。

しんじょーさんは15年も日本野球から離れていた初心者監督ですから失敗したって仕方がないよ。試行錯誤して失敗を積み重ねているのは、監督です。選手は監督の指示に従って野球するしかないので。
でも、それに付き合わされているのは、チームであり選手であり、わたしたちファンなのだって自覚があるのかどうか。
自信があるのは良いことですが、「自分」(もしくは「自分の感覚」)だけでは勝てない。

チームは、しんじょーのためには存在してない。
何度も言ってるかもしれませんが、もっと謙虚になってほしい。
いくら「センス」があったって、知らないことや出来ないことはたくさんあるんだって。50歳の大人なんだからさ。わからないはずはない(よね?)




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