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自己肯定感と環境問題の関係。

先週末、環境活動家の谷口たかひささんのお話し会を、友人(ママ友)と主催しました。

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緊急事態中だったので、対策を万全に。一度生で話を聞いてみたかった!という、世田谷地区の方中心に集まってくれました。

これまで、環境問題についてそこまで関心が高かったわけではないのですが、私たちが小さい頃から言われてきた環境破壊が進み続け、温暖化がどんどん深刻になっている事実を知り・・・

さらにその問題の本質が、教育と大きく関係があることを知ってから、

子育て中の方、そして子どもたちにこそ、知ってもらいたいと思い、企画しました。


環境問題と教育との関係は、ひとつではなく、いろいろな視点から見ていけると思うのですが、今日はその中で、わたしがなるほど!と思った、「自己肯定感」を取り上げて書こうと思います。


日本で連日コロナ関係のニュースが絶えることなく流れているのと同じレベルで、欧米では気候変動のニュースが毎日たくさん配信され、多くの人が相当な危機感を持っているそうです。

例えば、「電気を消してない!」と怒られる理由。
日本では、「電気代がもったいないから」と言うことが多いけれど、谷口さんが住んだことのあるイギリスやドイツでは、「環境によくないから」になっているということでした。


メディアで報道されないから知らない、だったら知ってもらおう!
と、谷口さんは昨年から日本全国を回り、この日でなんと716回目。毎日どころか、1日5公演したこともあるそうです。(最近は小学校が多いとか。)


ところが、同じことを知っても、日本人は行動する人が少ない!ということに途中で気づき、お話会の内容は、前半:環境のお話・後半:教育の話になったそうです。

それはどうしてか?というと、知ったとしても、
「誰かがやってくれる」
「自分がやったところで変わらない」
と思う人が多いからとのこと。

(これは私の中にもある意識だったので、とても反省しました・・・。)

「自分がやったところで変わらない」は、自己肯定感の問題で、日本人は自己肯定感が低いという現実(データ)が、欧米と比べて環境問題に対しての行動が少ない理由と関係あると考えたそうなんです。

つまり、「自分に変える力はない」と感じているということ。

(自分の力を低く見積もっている・・・自己肯定感が低い状態・・・と、私は受け取りました。)


そして、その肯定感は教育が深く関わっているので、自己肯定感を高めるための教育に大切なことを、後半欧米の教育現場の現状を取り入れてお話されていました。


興味がある方は、YouTubeで見れますので、こちらをどうぞ。


さて。私は子育てにかかわらず、人の悩みを聞くことが職業柄多いのですが、大抵、悩んでる問題の本質は、

○近視眼的であること

○自己否定している(自己肯定感が弱い)ので、
・他者からの評価への依存
・自分の可能性を信じられない
・与えられていることに気づけない

というようなところにあると感じています。(だいぶ厳しい言葉で書いちゃいましたが)

環境問題も、同じなんだと感じたんですね。

なので、実際地球で今何が起きているかをなるべく偏りのない目で見ようとすることと、自分自身を冷静に見つめようとすることも同じだと思ったし、どんなことに対しても、大切なことは何か?を見失わなければきっと、子どもにとって良い影響を与えられるし、子どもにも良い環境を残せる。

そんなふうに感じて、自分ができること、やりたいことはは何かな?と、改めて考えるキッカケにもなりました(^^)


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