見出し画像

学び続ける人材マネジメント Vol.2

おはようございます。りえ@キャリアコンサルタントです。今日は2022年2月7日(月)、100日チャレンジ56日目です。

坪谷邦生さん著「図解 人材マネジメント入門」

前回の記事で、私が人事について体系的に知識を整理したい時に「図解 人材マネジメント入門」(著/坪谷邦生さん)を活用しているとご紹介しました。なんと前回の記事を、著者の坪谷さんがご覧くださって、メッセージをいただくという大変光栄な出来事もありました。坪谷さん、どうもありがとうございました!!坪谷さんにもご覧いただけたことに励まされ、引き続き本書からの気付きをアウトプットしていきます。

人事評価

今回のテーマは「人事評価」。「図解 人材マネジメント入門」Chapter2.のテーマです。2月18日に新刊「図解 組織開発入門」が発売されるので、それまでに全部読み返すぞ~!

さてさて、私が「人事評価」の章でアンテナが立ったのは・・?

・直観も厳密に言えば評価
・何によって差をつけるかを明確にしている企業こそ誠実ではないか
・難しいのは「公平」とは与えるものではなく感じるものだ、ということ
・「何を評価するか」は企業の重視する価値を直接的に表現したもの
・2つの公平感
・人事評価とは「主観」です。ここに人間が人間を評価する難しさがあります。
・何をどうやって評価するのか?
・葛藤克服型MBO
・コンピテンシーの誤解
・フィードバックする際に需要なのは「関心」そして「尊敬」
・一次評価者は主観という評価眼をピカピカに磨き続けるべき
・自分の働きぶりを「ちゃんと見てくれている」人がいることは働く個人にとって本当に力になります。
(坪谷邦生さん著「図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための『理論と実践』100のツボ」Chapter2.から個人的な視点で一部抜粋)

これでも絞ったのですが、たくさんアンテナが立ってしまいました。坪谷さんがChapter2.に「人事評価」を持ってきて序盤に伝えたかったことは、ここにあるのかな、と感じる一節もありました。

・自分の働きぶりを「ちゃんと見てくれている」人がいることは働く個人にとって本当に力になります。

みなさんは、自分の働きぶりを「ちゃんと見てもらえた」と感じる経験をしたことがありますか?「そんな経験はない」「人事評価という場ではないけど、見てくれている人はいた」・・色々思い浮かぶことがあるかと思います。(私も色々思い出されました。)

そしてChapter2.の最終ページに掲載されている坪谷さんのコラムには、とても素晴らしいことが書かれていますので、みなさまも、ぜひ・・!中でも私が特に興味深いと感じたのは、こちらの記述。

役職が高い人であっても、誰かに見ていて欲しい気持ちは変わらないようです。

「誰かに見ていて欲しい」という気持ちは、親子関係やその他の人間関係にも当てはまることかもしれませんね。人間の持つ基本的な欲求の一つにもなっていますから。

まとめ

・難しいのは「公平」とは与えるものではなく感じるものだ、ということ
・人事評価とは「主観」です。ここに人間が人間を評価する難しさがあります。
・一次評価者は主観という評価眼をピカピカに磨き続けるべき

「人事評価」って、簡単ではないんですね。人事部門は「仕組みづくり」、評価者は「評価眼磨き」、評価される人にも「主体的に受け取る姿勢」が求められる。どれもつくり上げるのは簡単ではないし、手間のかかること。ですが、これらの「手間のかかること」の中に、自分のやりたいことを確認できました。引き続き「図解 人材マネジメント入門」で学んでいきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?