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フィクションにしか憧れられない私は

前の投稿で、自分は何がしたくて、どんな風に生きたいのかを探す、と書いた。それからいろいろ自分の価値観を見つめ直してみたが…

どんな時に自分の心が一番満たされるのか…? 仕事の成功や素敵なパートナーの存在というのはちょっとチガウ…(もちろん嬉しいけれど)旅行や思いっきりリラックスするというのも何かズレてる…(もちろんやりたいけれど)

そうして考え抜いた結果…
とりあえずひとつの結論に落ち着いた。

私は姫になる! なります!


姫といっても、チヤホヤされたいとかではなく、『ゲーム・オブ・スローンズ』に出てくるような、ちょっとやそっとのことでは動じない、私に命令できるのは私だけ! という感じの強い姫。

というのも、私が憧れる人生というのを考えた時に軸になったのが、仕事や人間関係や健康ではなく、「自分が考える正義に対して、どれだけブレずに行動できるか」だったから。

私が憧れる人トップ3を挙げれば、きっと話が早い。
・目方恵子 『帝都物語』
・霧間凪 『ブギーポップシリーズ』
・食脱医師の女 『幽☆遊☆白書』

彼女たちはみんな、常識にとらわれず、それぞれのやり方で魔に向き合う。彼女たちの何にそんなに引きつけられるのかを考えると、自分の幸せの物差しが、「しなやかな誠実さ」だったことが見えてきた。

これまではそれに気付かずに「仕事」や「息抜き」、「人間関係」といった物差しで価値を計っていたから、自分の考えを人に説明する時や軌道修正をかけたい時に、ちょっとしたズレが生じていたのだ。もちろんそれらも大切な要素だけれど、私にとっての最優先事項じゃない。

それがはっきりした途端、頭の中が整理されて、自分のやりたいこと、やるべきことがクリアになった。普通に過ごしている時も、「風が気持ちいい」みたいに、自分の心の声が前よりはっきり聞こえるようになった。少し前まで不安定な気持ちで過ごしていたのがウソのような、すごい革命。

まだはっきりした夢までは描けていないけれど、きっとすぐに見つかるんじゃないかなと思っている。とっても楽しみだ。

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