GWはおうちでオンライン陶器市へ #011
器めぐりが趣味で、様々なものを求めて出掛けている。
今年はのGWは窯元へ出向くことは出来なさそうだ。
いつものように、インターネット検索をしていると気になるものを見付けた。
うちるWEB陶器市。
これは面白そう。
今年のGWは、全国の陶器市に行ってみよう。
私のお気に入りの器の一つ、福岡県朝倉郡東峰村にある小石原焼。
飛び鉋・刷毛目・櫛目・指描き・流し掛け・打ち掛けなどの技法が特徴。
特に代表的なのが、"飛び鉋" という、ロクロを回して模様を付ける技法。
20代までは、洋食器の派手なデザインばかりが好きで、この小石原焼の模様や形が地味に見え、全く興味がなかったが、30歳を越えた頃から、このシンプルな温かみのあるデザインに惹かれていった。
歳を重ねていく度、繊細でシンプルなものが好きになっていく。
自分にしっくりくるものが自然と分かって来たような。
いつの間にか魅了された、小石原焼の器。
なんといっても、手触りが良い。
初めて洗った時の感触に驚いたのを覚えている。
肌に吸い付くというか。
使えば使うほど馴染んでくる。
最近は、色鮮やかな作品もあり、デザインも多様になっている。
小石原焼の良さは、シンプルな中に、どこか華やかさを感じるところ。
一見、地味に見えるかもしれないが、料理を盛り付けると、一気に華やぐ魔法を持っている。
好きな器で食卓を彩る。
私はこの至福の時を過ごす。
※写真は、熊谷善光窯元(やまぜん窯)の器。伝統を守りつつ、新しさを取り入れた、鮮やかで素敵な器です。
皆様に素敵な出逢いがありますように。
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