見出し画像

人を「承認」することは難しい、つい「評価」しているのだと知る

コーチングで「アクノレッジメント」を学んだ。

効果的なコーチングのベースは、信頼関係を築くこと。
その一つに「アクノレッジメント」があるという。
「アクノレッジメント」とは「承認」をさす。

私たちは誰かに対し、「すごいね」「よくできるね」などと声をかける。
しかしそれは「評価」。
「評価」ではなく「承認」をしようと言う。

承認には以下の種類がある。

存在を承認する
行動を承認する
成長を承認する
成果を承認する

例えばこんな会話が該当する。

「こんにちは、田中さん」(存在承認)
「田中さんはこの資料を1時間で作成したんですね」(行動承認)
「1年前だったら同じ資料に1日かかっていましたよね」(成長承認)
「読みやすい資料ですね」(成果承認)

私は日頃、部下や子どもに対し、
「すごいね」
「よくできたね」
「よくがんばったね」
という言葉を気安くかけている。

へたなほめ言葉をかけるより、
相手に関心を持ち、
丁寧に事実をとらえ、
その事実を相手に伝える、
それが大事なのだと気付いた。

そしてこのことは、もう何年も前、子育ての本を読んだときに書かれていたことだと思い出した。
なかなかできておらず結構難しいけれど、やってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?