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ついに知能検査「WISK検査」を受けた

子どものてんかんで通院する病院からは
「てんかんと関係ないのでWISK検査は行いません。学校で実施してください。」
と言われ、学校からは
「学校でWISK検査を行うには条件があります。」
と言われ、すったもんだがあったが、結局、病院で検査を受けられることになった。

(余談だが、事情が事情だっただけに、病院への予約電話もしかるべき看護師の方をつかまえる必要があり、会話ができるまでに長い時間待つことになった。
自ら受けたいわけではない検査のために、一体私は何をしているのだろう??と途中、疑問符がたくさんわいた。)


検査当日、9歳の息子を連れて通院した。
臨床心理士の方と子どもが二人、個室に入り、検査を実施するという。
親の同席不可。
時間は約1時間

親は事前に「PARS-TR」という評定シートに記入し、持参した。
「PARS-TR」とは、自閉スペクトラム症の特性が存在するかを把握するものらしい。
「同じ質問をしつこくする」などの設問に対し、どれくらいそれが目立つかを回答する。

子どもの検査中、親はまた書類を渡された。
当日、親が記入し、回答する検査として「CARS2」があるらしい。

「CARS2」は「PARS-TR」と似ていて、自閉スペクトラム症の診断とその重症度が測定できる検査らしい。

それらを総合的に判定するそうだ。

検査を終え、子どもが部屋から出てきた。
検査をした臨床心理士の方はこう言った。

「この検査はかなり子どもに負担がかかります。
今日このあとはゆっくり休んでください。
集中していろいろな問いに答えてもらいました。」

「具体的な検査の設問にはお答えできませんが、今日の検査の印象では、言語について弱い部分があるとの印象を持ちました。
検査結果は医師より後日お伝えします。」

確かに子どもはぐったりしていた。
相当頭を使ったらしい。

病院を出て歩き出すと、息子はだんだん日常を取り戻したようで、結局その日は休憩をとることもなく、いつもどおりの一日を過ごした。

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