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THINK AND DIALOGUE Co.,LTD /dialogue designer 文筆家。経営者の夫、高校2年女子&小5男子との暮らしを大切にしながら、愛と調和をモットーに“言葉”の持つ可能性を探究し続ける。海と山に囲まれた街に暮らす。2023年w受験備忘録も。

最近の記事

それは何かのはじまりかもしれないし、そうでないかもしれない

2021,02,03に別アカウントに投稿したものを転記。 * 2021,2,3  立春。 春の始まりにふさわしく、今朝の海は太陽に照らされキラキラ美しかった。 風は冷たいながらも、どことなく春を感じさせ、植物たちも芽吹きの時を今か今かと待っているようだ。 昨晩、めでたく「鬼役デビュー」を果たした息子。今週は塾がお休みであるのをいいことに、目一杯好きなことをしている。 小さい頃から本(主に漫画)とレゴだけは十分すぎるほど与えてきたため、隙があれば読書(7割漫画、3割児童書)

    • 眼差しのその先に

      2021,02,01に別アカウントで投稿した内容を転記。 2021,2,1...今年も中学入試がはじまった。 日本全国、どの子にとっても日頃の成果と実力が十分に発揮できますようにと、祈らずにはいられない。 少し前までは、高みの見物であった中学受験。 息子が新5年生になる今年、急に胸がざわつくようになり、些細な記事やニュースに思わず目頭が熱くなることもしばしば。 とくに中学入試スタートの今日は、朝から受験会場に向かう親子に想いを馳せるだけで涙が溢れてくる。 なにが正解で、な

      • 自信があるとか、ないとか

        「自信のない大人に観てほしい」 半分子どもで、半分大人な息子(要するに10歳)が、大人気映画『鬼滅の刃』を観終えた直後の感想がこれ。 私は話の内容を知らないので、なぜそんな感想になったのかはわからないが、どうも最近の息子の言動を観察していると、どうも「自信」という言葉がキーワードらしい。 先日、娘@JKがこんな悩みをシェアしてくれた。 「今日、友だちに言われて気づいたんだけれど、私って人と話すときに、相手の目を見て話すのが苦手みたい」と。 ん?それは結構重要な悩みでは

        • 変わるものと変わらないもの

          注)過去の投稿です。 2017年。 今年のフジロックは衝撃だった。 コーネリアスとオザケンの登場。summer of loveの再来かと思ってしまうほどのエポックメイキングな年。 当然、共演することはなかったのだけれど、どちらにもまだ熱狂的なファンがたくさんいて、ああ、まだ終っていないんだなと思った。 私の人生において、教授と小沢くんの存在なくては語れないほど、彼らの影響は色濃い。彼らのことを想うと、まさに青春という言葉がふさわしいほど、色んな思い出が蘇って来る。せまくて

        それは何かのはじまりかもしれないし、そうでないかもしれない

          目標係

          6月。長かった自粛生活も終わりを告げ、我が家の子どもたちの学校も徐々に再開した。 今月からはそれぞれ給食&お弁当も始まり、ほぼ通常ペースへと。 そして、ようやく、ようやく私にも日常が訪れた。ひとりの時間がこんなにも貴重だってことを、乳幼児子育て以来、実感している。 話は変わるが、つい先日のこと。 学校から帰宅した息子が、 「オレ、目標係になったよ」 と、私に言った。 聞けば、4年生になり、はじめてクラス全員が揃ったその日はクラスの係決めが行われたそうだ。 そこで息子は、新

          hon-to day1

          今日から毎日(可能な限り)、子ども向け(読み聞かせ)と大人向けに、私の愛する本を紹介できたらいいなと思いスタート。 シリーズタイトルも決めました笑。 「hon−to(本、と)」 ・ 初日は 「ちいさなちいさな王様」 「怖れるなかれ」 ・ 「ちいさなちいさな王様」 なかなか深いテーマですが、子どもは子どもなりに楽しめます。 「怖れるなかれ」 敬愛するサティシュクマールの師であるビノーババーベ。混沌の時代(まさに今!)に読むべき書だと思う。 #bookstag

          hon-to1「ちいさなちいさな王様」

          1996年に出版されたこの本。 一見、子ども向けかなと思いきや、いやいや、なかなか深いテーマ。 とても好きな文体と言葉。 ここ数日、眠る前のお楽しみ。 意外にも、息子も面白いとハマった様子。 へー、この面白さがわかるんだなあと、ちょっと嬉しく思う。

          hon-to1「ちいさなちいさな王様」

          記憶は変わりゆくもの

          久しぶりのnote 久しぶりの自分だけの言葉 文章を書くことが仕事になって以来、自分だけの言葉を書くことが激減した 家族のことや、子どもたちの成長のこと、 自分の心境の変化や、変わりゆく自然の美しさなど 留めておきたい物事はたくさんあるのに、 なかなか残すことができなかった 歳を重ねるにつれ、幼い日々のことを思い出す けれども、それが真実なのか、自分が創り出した幻想なのか、 それは誰にもわからない 記憶は変わりゆくものだから 子どもたちの成長のプロセスを残したい それが

          記憶は変わりゆくもの

          きっかけは移動と発熱

          文章を書くことを生業としはじめてから、すっかり自分の言葉を書き綴ることがなくなった。 これまでの4年間、自分や家族にとってそれなりに大きな転機があったし、子どもたちにいたっては、娘は少女から思春期女子へ、息子は幼児から少年へと、いつの間にか成長していた。 そんな貴重な日々なのに、なにも記録していないとは、なんて浅はかだったのだろうと、今更ながら後悔している。 だからというわけではないが、昨晩、高熱にうなされている息子を看病しながら、明日からできるだけ毎日、日々のことを綴ろう

          きっかけは移動と発熱