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「前例」は「前例」。

絵本に、はやく触れあうと、ひらがなを習う年齢になった時、文字を難なく受け入れることができるとありました。

はやくから、たくさんの絵本と触れあった息子たち。うちには80冊ぐらいの絵本がありました。

次男は難なく読み書きが出来るようになりましたが、長男は書くことに未だ労力を消費します。

また、絵本は、はじめて出会う芸術ともありました。

2人とも絵を描くことが好きです。
次男は描くだけでなく、美術そのものに興味があります。

そろばんをすると数字に強くなると思っていました。

息子たちは、2人とも数学が嫌いです。

そろばんは続けなければ進級できないので、そろばんの級は、技術力だけでなく、忍耐力も証明できるとありました。また、発想力も身に付くようです。

次男が小学3年生の時、友達ともっと遊びたいと言う理由で、そろばんをやめましたが、長男は次男がやめても6年生まで続けました。

次男は、何かにつまずくと結果を決めつけ、わかりやすく落ち込みます。ただ、それを黙っていられない大人たちの助言を素直に聞き入れることができるので、相談することや、協力を得ること、最後は自分の力で乗り越えられることも知っています。

長男は出来ないことが多かった分、それを補える自分の良いところを大切にしています。そこが何度も役立ったのか、さらに磨きをかける心持ちがあります。とても忍耐力があり、いろんな窮地を精神力や運でカバー。いまひとつの学力は真面目な行動を積み重ね、やっぱりカバー。真面目な行動で信頼を得られることを知っています。

子供たちには、親の「こんな子に育ってほしい。」という枠組みが通用しないかわりに、自分で築いていく人格は、私たちが想像できるものより、素敵なのだろうと、今では思えます。

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