何を言うかより誰が言うか〜残念なありがとうの話〜
何を言うかより誰が言うか
この言葉を聞いたことがありますか?私は、初めて聞いた時に、本当にそうだと納得しました。
お笑いコントグループの『東京03』がこれをテーマにしたコントをやっています。動画を見て笑いながら、考えさせられてしまいました。それでは動画を見てみましょう!
『何をいうかより誰がいうか』、コントの中の話ですが、現実でも同じではないでしょうか。
私は、これまでの教師生活の中で、それを強く感じた出来事があります。どちらも、集会でのことでした。
残念なありがとうの話
ある先生が、集会の時にこんな話をされました。
話自体はとってもいい話でした。でも、聞いていて少し残念な気持ちになりました。1日に100回という話でしたが、その先生から、ありがとうという言葉を聞いたことがほとんどなかったからです。
一方でこんな話をされた話をされた先生がいました。
たんぽぽ先生の話
『みんなとともに成長したい』という思いを伝えるためにたんぽぽ先生は、前日に何時間もかけてたんぽぽの根っこを掘りました。子どもたちは目をキラキラさせて話に聞き入っていました。やはりどれだけよい話でも『誰が言うか』だと思います。「自分たちに伝えるために大変な思いをしてたんぽぽの根っこを用意してくれた先生だからこそ」真剣に話を聞いたのではないでしょうか。
教師としてのあり方が大切
子どもたちに言葉を受け取ってもらえるかどうかは、伝え方や内容という部分ではなく、『誰が言うか』という、教師としてのあり方の部分が大きいのではないでしょうか。
これは、すべて過去の自分の指導です。 当然うまくいくはずもありません。
うまくいかないときには、『その言葉を伝えるに足るの自分であるか』という問いかけをしなければいけないなとコントを見ながら考えました。先生方もぜひ考えてみてください。
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