声が大きすぎるクラスへの語り
何度も震えるApple Watch!
ブルブル、ブルブル
何度も震えるApple Watch
耳を押さえる子
Apple Watchを確認するとこんな表示が
これは大変。耳がどうにかなってしまう。
こんにちは、教務主任をしながら外国語活動と図工の専科をしているリッケンです。
これは、4年生の前向きで元気なクラスで外国語活動でチャンツをしているときのことです。
外国語活動では、繰り返し発音することがとても大切です。みんなが大きな声で発音していれば、少々苦手な子もそれに混ざって自分の声を目立たせずに溶け込めるので、参加のハードルが下がります。
ですが、限度というものはありますよね。耳を抑えなければ耐えられない声の大きさというのは考えものです。周りの人のことを考えた、気持ちのよい声の大きさについて考えさせるよい機会だと感じました。
そこで、次のような語りを行いました。
ちょうどいい声の大きさについての語り
Apple Watchが!
相手はどう感じている?
声のものさし
※これはネコ先生が作られた声の大きさ表です。
君たちはできる!
もう一度チャンツをやる
まるで小学四年生みたいじゃないか!
「当たり前のことを言ってほめる」これ、私がよく使うユーモアを使ったほめ方です。子どもたちは、ズコ〜ッとなって、喜んでくれます。
自尊心をくすぐりながら
低学年の子どもたちには、声のものさしを掲示していねいに指導していくことが有効です。もちろん、中学年、高学年になっても声のものさしの基準が持てていないならば、掲示をしてていねいに指導していくことが必要です。
ですが、もうその基準自体を知っているならば、このように子どもたちの自尊心をくすぐりながら指導するのも有効な方法です。
専科の立場でもあり、クラスの掲示物に関わることに制限があり、日常的・継続的に指導に関わることができないため、今回のような語りとなりました。専科となり5年、担任の仕事ができないのは残念ですが、様々な学級文化や性格を持ったクラスに入ることで、担任をしていた時よりも、指導の深さ、突っ込むか目をつぶるかの咄嗟の判断、即興力を求められる場面が多く、鍛えられるなぁと感じています。
また、担任に戻ることがあったら前より子どもたちとよい関わりができそうです。
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