子どもたちへの語り 冬のほうれん草の話 ~しんどい時にがんばると力が付くよ~
子どもたちに本当に伝えたいことは、「人にやさしくしましょう」「人の話は聞きましょう」「人にあったらあいさつしましょう」「物は大切にしましょう」「嫌な思いをさせてしまったらごめんねって言おうね」「しんどいときにがんばると力がつくよ」など、大切なメッセージはいつもシンプルです。
なので、子どもたちは、耳にタコができるほど同じ話をされています。当然、シンプルなメッセージをそのまま子どもたちに言い続けても、子どもたちは、「ああ、また先生いつもの話言ってるわ。くどいなぁ」となって、「よしやろう!」とやる気スイッチを押すことはありません。(伝え続けること自体はとっても大切なことです。)
そこで、例え話を使って話すのがおすすめです。
「しんどいときにがんばると力がつくよ」を使って例え話をしてみます。
自分は、若いときは、自分の言葉に重みがなく、シンプルにそのまま伝えてもうまく伝わらないと感じていました。そこで、いろんな人に話を聞いたり、本を読んで引用したり、たとえ話をしてみたりと工夫しました。(冬のほうれん草の話は、野菜作りをしている父に聞いた話を自分なりにかみ砕いて話してみました。)
また、いろいろな先生の指導されている話をたくさん聞いて、「このネタいただき!」と話のネタをいただいたり、「こういうこと伝えたいんですけど、先生ならどう伝えますか?」と聞きまくっていました。シンプルな自分の言葉で伝わらないと感じたら、ぜひ周りの先生方に「先生ならどう伝えますか?」と尋ねてみてください。
当たり前のシンプルなメッセージ、先生方ならどんな伝え方をしますか?
よいネタがあったら、ぜひ教えてください。
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