「今までの慣習」ってなんだ?
今までは「パソコンは仕事部屋で使うので食卓では使わない」という謎の慣習を自分に課していた。しかしデスクトップでは無くてせっかくノートパソコンを使っているのにそれって一体なんだろう!? と言うわけで今僕はこのnoteを後ろでグツグツと煮える煮物の音を聞きながら食卓で書いている。そう、僕は「今までの慣習に従う」という「今までの慣習」を遂に捨てたのだ。なんだか禅問答みたいになってしまうが、そうしないと人間は変化する事ができないし、変化できないということは結果的に成長もできない事になる。
もちろん「変化」すれば「成長する」事が確実に保証されているわけでは無い。「変化」した事によって状況がもっと悪くなる可能性だってある。まあでもこれもやや禅問答的だが、そうなってしまった場合には「ああ、こうするとうまく行かないのね」と言う上手く行かない方法をひとつ発見した事になるわけなので、それも広い意味では成長の一部とみなしても良いはずである。
若い人達はそもそも今まで過ごしてきた時間自体が少なく、結果的に「前例が少ない」場合が多いので、この落とし穴には陥りにくいとは思うのだが、なまじ長く生きていると「前例が無いから」と言う謎の理由で変化を拒んだりしてしまう可能性が格段にあがってしまうような気がする。個人的にはそういう頑固な態度こそが「老害」に繋がるんではないか、なんて思う。
今この年令になったからこそ、どんどん前例を打ち破り、慣習を破壊して、知らない世界に突入して行きたいな、なんて思っている。そして色々と新しい事に挑戦できる環境には改めてこの場を借りて感謝したい。あっ、今作っている煮物も今までには作ったことが無くて、今日初めて作る料理。こうしてどんどん新しい物に挑戦しながら、脳の老化を少しでも遅らせられたら嬉しいな、なんて思っているんである。
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