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人生は何回「キャラ変」してもOKだ。

 よく、何かのきっかけでキャラが変わった人間に向かって「あいつは変わってしまった」なんてネガティブに言ったりする人がいるが、そういう人に「えっ? 人って変わっちゃいけないの? なんで? 」と逆に質問したくなる。「産まれてから死ぬまで、一貫したキャラで生きなくてはいけない」なんて言う決まりはどこにも無いはずだし、どこかのタイミングで「よし、これからこういう自分に生まれ変わる」と意識して自分自身に大きな変革を起こす権利は誰にでも平等にあるはずだ。

 そういう自分もまだ断酒27日目とは言え、今「ソバキュリアン」と言う(Sober Curious)新たなキャラクターに変身した自分を楽しんでいる。以前の「毎晩1人で晩酌をして泥酔して寝る人」がなんだかもう知らない人のような遠い存在。そしてそれが非常に今心地が良い。

 これからきっと交友関係(もともとあまり多くないけど)とかも徐々に変わっていくのだろう。個人的には生まれ変わりを信じてはいるが、たった1度の人生である可能性もけっこうあるので、生きているうちに何度も「キャラ変」したって良いんじゃないのかな、なんて個人的には思っている。そしてこうして自分で自分に変革を起こさないと、ニーチェの言う「永遠回帰」の感じでずっと同じ毎日を繰り返すことになりかねない。そっちのほうがずっと怖いんじゃないかな〜、なんてこの段階では思う。

 勿論月5回のランニングや毎日の瞑想のように、明らかに自分にプラスに働いている習慣はずっと続けても良いとは思うのだが、お酒を毎晩飲むとか、そういう身体に悪いと思われる習慣は辞めて「キャラ変」しても一向にかまわないのだろうと思う。そういえばここ6年ぐらいはすっかり「朝型」だが、その前は「夜型」だったわけで、実はここでも密かに「キャラ変」していたわけだ。

 先日偶然お見かけしたヘビちゃんのように、僕はこれからもどんどん脱皮を繰り返して、新しいキャラに生まれ変わって行けたら嬉しいな〜、なんて密かに思っているんである。

*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。リンクをご覧の皆さん、ありがとうございます!!!

*ここからは本日の記事に関連していそうな本のリンクです。今日はおじさんらしく「ダジャレ」にしてみました。


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