人生は「出会い」と「別れ」の連続である。

 「49日までは公にしないで欲しい」と言うご家族からの要望があったそうなので頑張って黙っていたのだが、どこかからリークしたみたいで既に公になってしまった。そう、僕の人生の恩人のひとりであるギタリストの大谷令文(レイブン)さんが天に召されてしまった。

 まあ詳しくはまた機会があったら書いたり話したりしたいのだが、最初のバンドWHITEFANGが解散して「ああいよいよ普通の仕事に付かないといけないか」と思っていた僕を大谷レイブン・グループと言う自分のバンドに誘ってくれ、それ以外でもやれローランドのエフェクターのデモ演奏の仕事だとか、やれ桑名晴子さんのサポートだとか、SUZY CREAM CHEESEを結成しようとしていた小川文明さんに僕を紹介してくれたりだとか、そして今でも続く専門学校の講師の仕事だとか、色々お世話してくれたのが、他でもないレイブンさんであった。

 しかしそういうマジなお礼もしたいのだが、ここには絶対に書けないようなアホな体験を沢山一緒にしてくれた事に一番感謝したい。間違いなくあなたや小川文明さんがいなかったら、僕の人生はこんなに「デタラメで愉快なもの」にはなっていなかったと思う。あの頃、色々な人に迷惑をかけまくったとは思うのだが、楽しかったな〜。

 まあでも、年下の僕が書くのもおこがましいのだが、令文さんはもう本当「人生」と言うステージを端から端まで使い切ったんじゃないのかな、なんて思う。あれだけ思い切って生きたら、それはそれはさぞかし疲れたと思うので今はゆっくり休んで欲しい。そして落ち着いたらまたそちらで文明さんとお酒でも飲んで下さい。本当にありがとうございました。僕もそのうちそちらに行きますが、今は2人のぶんまで、残りの人生楽しみまくる所存です!!! 

 「おやすみ〜、素敵な君と夢の中で〜、また会いま〜〜〜〜しょ〜〜う〜〜〜。ジャカジャーン!!!」

*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。リンクをご覧の皆さん、ありがとうございます!!!

*ここからは本日の記事に関連したリンクです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?