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両手がふさがっている人は何かを新たに掴むことは出来ない。

 これはどんな文脈だったか忘れたが、父が僕に若い頃話してくれた話で「例えば崖から落ちそうになって草だか木の根っこだのに捕まってギリギリ耐えている人がいるとする」。そこでそのままの状態でじっと救助を待ち、運良く誰かが見つけてくれて助けてくれれば(勿論その可能性はいつでもゼロではない)それで良いのだが、そうでは無いとしたら、ずっとそうやって捕まっていても、いつかは手が疲れてしまって落っこちてしまう。どの道落っこちる事が見えているなら、そこで勇気を出してどちらかの手を離して、もっと安定した木の根っこだとか草だとかを掴めないかやって見たほうが良いと思う」。とまあ、そんな話だったように思う。

 僕のように物を捨てられない人と言うのは(いや、それは昨日までの話なのだが/笑)、つまり常に両手がガラクタで塞がっている状態である。そんな人の横をチャンスは「あら〜、両手が塞がっていてスルーなんですね〜」と言いながら通り過ぎて行くのだろう。なんでも昔「マネーの虎」にも出ていたN原さん(車関係の仕事で一度はホームレスにもなったかた)は「自分はいつでも暇人だ」と思うようにしているのだとか。確かに「忙しい」と言ったり思ったりすると両手がすぐに塞がってしまう。

 僕は取り敢えず1年以上1度も使っていない楽器をヤフオクとかで売りに出すところから始めたい。時間の管理に関しても、テレビを見なくなった事、無駄な飲み会に行かなくなった事、などでだいぶシェイプアップ出来つつあると思う。この調子でLess is moreの精神で頑張って行きたいんである。

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