この世に本当に「不運な事」なんてあるんだろうか。

　雨が続いているので、もう12日間もジョギングには行かれていない。う〜ん、しかしこれは「不運」だろうか。もしかしたら「12日ジョギングに行かないと体脂肪がどうなるか」とかを測る良いチャンスだと捉えることも出来るのではないだろうか（そう言って恐ろしくて全く体重計に乗る勇気が出ない）。

　我々はスーパーマンではなくて普通の人間なので、生きていれば必ず「あっちゃ〜」と言ういわゆる失敗をしてしまう。それはもう神様が我々人間をそういう風に創造したので、そこに文句を言っても仕方がない。そのうえで失敗から何かを学び、なんならそれを次に生かして「あの失敗があってむしろ良かった」と言う「意味のある凡打」に過去を塗り替える能力も、神様は我々に与えてくださっているような気がする。

　失敗してしまった時、それを無かったことにするのではなくて「あれはやっちまった。次はそうしないように頑張ろう」と失敗を認めた上で次に向かって立ち上がる、そんな風に思えれば「不運」も「不運」では無くなるのではないだろうか。少なくともそんな考え方のできる人間にぐらいはなりたいなと思う今日この頃なんである。